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聖書を描く

オランダ系の家庭でよく見かける青と白の装飾タイルはデルフト市で生まれました。そこには、美しい風景、点在する風車、働いたり、遊んだりする人々などが描かれています。19世紀、チャールズ・ディケンズは、小説『クリスマス・キャロル』の中で、古い暖炉は、古風なデルフト・タイルで敷き詰められていて「カインや、アベルや、パロの娘達や、シバの女王達、……海に出て行こうとしている使者達……がそこに描かれていた」と記しています。当時の人々は、家族で暖炉を囲みながら、タイルを教材として、聖書の物語を語り合いました。そして、神の品性、すなわち、神の義やあわれみを学んだのです。

知恵が必要

母子家庭で育ったロブは、父親が我が子に伝授する実践的な知識に欠けていました。自分と同じ損失を誰にもこうむって欲しくないと考え、棚の作り方やタイヤ交換などさまざまなことを動画で教える「パパ、どうやるの?」というチャンネルを作りました。その温かく思いやり豊かな態度が受けて、ロブのYouTubeチャンネルは、数百万人のフォロワーを集めています。

あなたに必要な知恵

エレンは郵便受けに分厚い封筒を見つけました。親しい友人からです。実は先日、人間関係の悩みを彼女に打ち明けていたのです。何かしらと思って開けると、「Say It in Morse Code (モールス信号で伝えよう)」というスローガンで有名なブランドのビーズのネックレスでした。ビーズが表すモールス信号は「神の道を探し求めよ」であることを告げるカードも同封されていました。親友の思いやりに思わず笑みがこぼれました。

生きて働く信仰

孫と私は手をつなぎ、スキップで駐車場を横切りました。新学期に着ていく服を買うのです。幼稚園に通う孫は、どんなことにもワクワクと嬉しそうです。孫の可愛さは格別と言われますが、本当にその通りで、そのワクワク感を一層の喜びにするのが、祖母である私の使命だと感じます。しかし、それ以上の使命もあるのです。

信仰に対する投資

その少年は、12歳のクリスマスプレゼントに自転車を望んでいましたが、プレゼントは辞書でした。最初のページには「勉強に最善を尽くすことを願って。1958年、チャールズへ、パパとママより愛を込めて」とありました。

波及効果

ガーナ北部に小さな聖書学校がありました。トタン屋根とブロック壁の校舎に数名の学生。お世辞にも立派とは言えませんが、ボブ・ヘイズは、ここでの教育に人生をささげました。時に不承不承の学生たちを鼓舞し、伝道、説教、リーダーの役目を担うように教えました。ボブが召天してずいぶん経ちますが、十指に余る教会や学校が目覚ましく成長し、二つの聖書学校が設立されました。すべてボブの教え子たちが開拓しました。

相談相手が必要

私はピリピリした気持ちで新しい上司の部屋に入りました。前の上司は部下に冷淡で、私たちはよく泣かされました。次はどんな人でしょう。しかし、間もなく、不安は消え去りました。その人は私を温かく迎えて、私のことや、仕事の悩みを尋ねてくれました。そして、話に耳を傾けてくれました。その表情と穏やかな言葉から、本当に相手を思っていると分かりました。彼はキリスト者として、仕事の良き相談相手、励まし役、そして友人になってくれました。

思い出話

成人した息子が壁にぶつかった時、父さんが失業中にどれほど神に助けられたか思い出してごらんと言いました。私は、神のご真実を表す聖書の物語を指して、神は約束を守られる善良なお方だと強調しました。私の母が白血病と戦って亡くなったときも、神が支え平安をくださいました。自分たち家族の神との物語をたどりながら、「人生が酸っぱくても甘くても、神は信頼できるお方。悩むときも喜ぶときも、神のご臨在と愛、そして恵みがあれば、それで十分」と、息子を励ましました。

愛の継承

娘は少女探偵ナンシーの物語にハマりました。このシリーズを、3週間で12冊は読んだでしょう。親の好みを受け継いだのです。私も好きでしたし、1960年代に母が読んだ青い表紙の本は、今も書棚に並んでいます。彼女はその他に何を受け継いだのでしょう。