キリストに仕える
ある友人が、「仕事は事務だと言うと、見下したような顔をされたりもするけれど、誰の下で働いているかが分かると、驚いて、羨望のまなざしを向けられるのよ」と言いました。つまり、職業には上下があるけれども、その仕事で資産家や有名人とつながっているならば、話は別だと世の人は考えているようです。
あなたの目的
ある暑い日。テキサス州西部の町で姪が見たという女性は、意外なことが書かれた板を持って信号の脇に立っていました。
日々の雑用
私が通った中高一貫校では、ラテン語が4年間必須でした。私たちの先生は反復練習を重視していて、一日に何度も「繰り返しは学習の母」と生徒たちに唱和させました。一方、私たちは「繰り返しは馬鹿げている」とこっそりつぶやいたものです。
ピープル・パワー
電車に乗ろうとした人が足を滑らせ、車両とプラットホームの間に太股まで挟まってしまいました。数十人の乗客が救助に駆けつけ、ありったけの力を振り絞って隙間を広げ、挟まっていた人を無事助け出しました。鉄道会社の広報部のデイビッド・ハインズ氏は、インタビューに応えて言いました。「乗降客のみなさんが協力してくれたおかげで、大けがをしたかもしれない人が無事でした。いわばピープル・パワーです。」
年齢は関係ない
デイブ・ボーマンは、50年間続けてきた歯科技工の会社の経営から勇退するつもりでした。糖尿病を患い、心臓手術もしたことでその決心は固まりましたが、スーダン難民の話を聞いて、5人の青年のスポンサーとなりました。そのことが、彼の人生を大きく変えました。
仕える人
泣いている赤ん坊にミルクを飲ませ、上の子がなくしたおもちゃをベッドの下から引っ張り出し、夫といっしょに青いネクタイを必死になって探しながら、「私はだれの召し使いでもないのよ」と叫びました。けれども、後で聖書を読むと、「食卓に着く人と給仕する者と、どちらが偉いでしょう…しかしわたしは、あなたがたのうちにあって給仕する者のようにしています」
全てを与える
アメリカ大統領の就任演説でジョン・F・ケネディーは、「国家が君のために何をするかではなく、君が国家のために何ができるかを問いなさい」と、アメリカ国民を鼓舞しました。それは、自分たちの人生を他の人のためにささげて仕えようという、古くて新しい呼びかけです。その言葉は、第二次世界大戦で自国に仕えた人々の子ども世代の心を動かしました。
ハンバーガーを分ける
援助団体を通してチャイルドスポンサーをしている女性が、その子どもを訪問しました。そして一緒にレストランに行き、少年はハンバーガーを、女性はサラダを注文しました。少年の様子から、これがレストラン初体験であることは明らかでした。やがて、彼に大きなハンバーガーが、そしてスポンサーの女性には小さなサラダが運ばれてきました。すると少年は、自分のハンバーガーをナイフで半分に切り分け、手でお腹をさすりながら、「お腹は空いていませんか」と尋ねました。そして、半分のバーガーを食べるように勧めたのです。
かぐわしい生き方
神さまが嗅覚を与えてくださったおかげで、私たちは色々な香りを楽しむことができます。朝には、歯磨き粉のフレッシュな香りがあります。梅のほのかな匂いは、春を実感させてくれます。バラの季節には、公園のベンチに座って花と香りを満喫します。おいしそうな料理の匂いもたまりません。