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生涯の友だち

英国の詩人ウィリアム・クーパー(1731-1800年)は、自分の教会の牧師で元奴隷商人のジョン・ニュートン(1725-1807年)と友だちになりました。クーパーは、不安とうつ症状に悩み、自死を試みたことも一度ではありませんでした。2人は共に散歩し、神について語り合いました。ニュートンは、目的をもって詩を作ることが良い影響になると思い、賛美歌集の作成を思いつきました。クーパーは『かみのみむねはいともくすし』をはじめ、多くの詩を書きました。2人の友情は、ニュートンが別の教会に赴任してからも続き、クーパーが亡くなるまで、頻繁に手紙のやり取りをしました。

神はご存じ

大きな抽象画の下に絵の具の缶と筆が置かれていました。訪れたカップルは、それが誰もが参加できる「進行中の作品」と思い、一筆加えて帰りました。ところが、絵の具や筆は、作品の一部として置かれていたのです。防犯カメラの映像を見た関係者は、彼らの説明に納得し、告訴しませんでした。

耳を傾け、学ぶ

その家の庭には星条旗を羽織った大きな白頭ワシのビニール人形。駐車スペースに停めた大きなトラックの横窓には国旗が描かれ、後部には愛国的なバンパーステッカーがたくさん貼られています。一方、道路を挟んだ向かい側の家の庭には、昨今のニュースで注目された社会的正義のスローガンが掲げられています。

決してひとりではない

マギー・ファーガソンは、エコノミストグループが発行する雑誌1843に「路上生活や飢餓、または病気よりも恐ろしいもの」、つまり、孤独について記しています。彼女は、社会的地位や経済状況にかかわらず、孤独な人が増えていると指摘します。痛々しい例を挙げて、孤独とは何なのかを語っています。

裏切られる

レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年記念展覧会が2019年に世界中で開催され、多くの絵画や研究ノート等が展示されましたが、彼の作品とはっきり認定されている絵画は5点しかありません。

おしゃべりテーブル

孤独は幸福感を奪う最大の敵のひとつで、健康にも悪影響を及ぼします。一時期であっても寂しいと感じる人は、年齢や性別にかかわらず人口のほぼ3分の2に上るという研究結果もあります、あるイギリスのスーパーは店内のカフェに「おしゃべりテーブル」を設置して、自由に雑談ができるようにしました。人と交流したい人は、おしゃべりテーブルに行って人の輪に入るか、入りたいという意思表示をすればよいのです。雑談によってつながりができ、仲間意識が芽生えます。

嘆きから賛美へ

チャリティーイベントで、子どもたちは自分にぴったりの好みの色のジャケットやコートを嬉しそうに探していました。主催者によると、新しい上着は子どもたちに自信も与えるそうです。友だち関係が良くなり、冬場の不登校も減るそうです。

フレンドシップベンチ

戦争のトラウマと高い失業率で絶望したジンバブエの人々は「フレンドシップベンチ」で希望を見つけました。そこには傾聴の訓練を受けた優しい年配の女性たちがいて、うつ状態にある人々の話を聴いてくれるのです。

本当の友だち

中学生のとき、私には「たまに友だち」という人がいました。同じ教会で唯一の同年代だったので、時々いっしょに遊びました。しかし、学校では事情が違いました。誰もいない所では声をかけてくれても、他の人と一緒だと素通りされました。それに気づいてからは、学校では声をかけなくなりました。教会内限定というこの友情の限界が分かったからです。