ちょっとした方法で
がんになった時、イエスのもとに行く覚悟はできていたとエルシーは言います。しかし、回復しました。でも、動けなくなったのです。助かった目的は何だろうと思いました。そこで祈りました。「何ができるでしょう。お金も技術もなく、歩くことさえできません。神様、どうすれば、お役に立てるでしょう」と。
善行に富む
洗濯婦のオセオラ・マッカーティは、衣類を手洗いし、天日に干し、アイロンをかける、という70余年の重労働の後、86歳にしてようやく引退しました。そして地域の人が驚くことをしました。わずかな稼ぎの中からこつこつ貯めた預金、約2千百万円を、貧しい学生のための奨学金基金を創設するために近くの大学に寄付したのです。その無私の行動に数百人が触発されて寄付に加わり、総額は当初の3倍になりました。
気前よく与える信仰
数年前、私たちの教会は難民の受け入れを打診されました。何人かの教会員は、それに応じました。中には客間のない家に住んでいる人もいました。
大きな心
妻は週に1度、小学校の聖書クラブでボランティアをしています。ある時、児童たちに寄付の呼びかけがありました。戦時下のウクライナの子どもたちのためです。妻がその話を11歳の孫娘にすると、 1週間後、彼女から封書が届きました。中には「貯金箱の中身全部です。ウクライナの子どもたちにあげてください。後でもっと送ります」というメモと517円が入っていました。
与える喜び
息子が筋ジストロフィーに対応する再度の手術を受けようという時、母親のケリーは、そのことに心が囚われないように、人のために何かしようと思いました。それで、小さい頃の息子の靴で状態の良いものを集めると、家族や親族、友人や近所の人たちも賛同し、200足以上の靴を寄付することができました。ケリーの目的は他の人を祝福することでしたが、結局、自分たちが一番祝福されたと感じました。「この活動を通して、内向きになることから解放され、本当に元気づけられました」と語ります。
惜しみなく受け、惜しみなく与える
私たち夫婦は、それぞれ学資ローンを抱えて大学を卒業しました。二人の借金を一本化する低金利のローンを地元の銀行に申し込みましたが、審査に通りませんでした。その地域での居住期間や就労期間が短すぎたのです。数日後、この一件を教会役員のミンに話すと、彼は「妻にも話をするよ」と言いました。
私は何者なのでしょう
神の働きのためにクリスチャンリーダーに奉仕を依頼する仕事をしていたことがありました。私は案内書を作り、奉仕の内容やどの程度の時間を割かなければならないかなどを説明しました。そこには犠牲が生じるので、多忙な人にお願いすることはしばしばためらわれました。しかし「光栄です」と快諾してくださる方々がいて感動しました。断る理由を述べる代わりに、神の慈しみに対する返礼として奉仕したいと言ってくださいました。
主のために使う
裁縫の殿堂という栄誉を聞いたことがありますか。2001年に設立され、「裁縫の教育と製品開発に新風を吹き込む革新的な貢献をすることで、家庭の針仕事とそれに関する産業に多大な影響を与えた」人々を表彰します。マーサ・プーレンは、2005年に殿堂入りしましたが、自分の強さ、ひらめき、祝福の源泉について公然と語るので「箴言31章の女性」と称されました。
おおらかに与える心
引っ越しの前日、友人が4歳の娘キンズリーとやって来ました。私は「行かないで」と言う幼い子をハグし、手描きの布扇子を渡して「あなたが大好きだって、これを見て思い出してね」と言いました。すると、私の使い古した紙の扇子がいいと言うので、「それは壊れているわ。私は一番良い扇子をあげたいの」と言いました。もちろん本心でした。彼女の喜ぶ顔を見て、ますます嬉しくなりました。後日、二人は私に紫色のすてきな扇子を送ってくれました。私が壊れた扇子を使うのは悲しいとキンズリーが言ったのだそうです。キンズリーは贈り物ができて喜びました。私もさらに嬉しくなりました。