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愛と支援

発展途上国の孤児院で働く友人からメールが来ました。「昨日、事務所で仕事をしていると、蟻が床で列を成しているのに気づきました。その列をたどっていくと、何と私たちのいる建物の壁が外側も内側も何万匹もの蟻でおおわれていました。蟻はそこらじゅうにいましたが、幸いにも職員のひとりが駆除を買って出てくれたので、一時間もたたないうちにいなくなりました。ところで、あなたは、お元気ですか…。」

コスプレ、それとも制服?

ユニケ・マッガラハンは、クリスチャンとして生きることについて示唆に富む話をしました。「コスプレとは、ある衣装を着て、その恰好をした人物のふりをすることです。一方、制服とは、あなたが何であるかを示す服装です。」

疑い深い人たちの希望

会社でチャプレンとして働いていたので、様々な人と話す機会に恵まれました。キリスト教に不信感を抱いている人たちもいました。この人たちには大きく3つの壁がありました。

ユーリカ石

南アフリカの農村で15歳のエラスムス・ジェイコブズが、太陽の光に輝く石を見つけました。1867年のことです。近所の人が話を聞きつけて、その石を買いたいと言ってきました。エラスムスの母親は、その価値も知らず、「欲しいのなら差し上げます」と言いました。

第一印象

スーパーで買い物をしたときのことです。店員には万引き犯と間違えられ、客には英雄と間違えられました。

本当の愛

何年か前、友人ベスの母親がアルツハイマー病と診断されました。それ以来、ベスは母親の介護のために、数々の辛い決断をしてきました。その上、いつも快活で陽気だった母親が、徐々に人格まで変わっていくのを見て、心が張り裂けそうになりました。この経験を通して、彼女は本当の愛を学びました。本当の愛とは、いつも嬉しかったり楽しかったり、というわけではありません。

本当の思いやり

ファミリーキャンプの最初の夜、キャンプ場のスタッフが一週間の予定を説明してから、「ご意見やご質問はありますか」と尋ねました。すると、ひとりの少女が立ち上がり、自分の弟を助けてほしいと必死に頼みました。彼女の弟は特別な援助が必要で、家族の負担は小さくないそうです。両親が大変なので、キャンプの期間、みんなで弟から目を離さないようにしてほしい、と言いました。彼女が家族を心から思いやって頼んでいるのは明らかでした。日が経つにつれて、キャンプに集ったそれぞれの家族は、絶妙のタイミングでこの家族に手を貸すようになっていき、その様子は素晴らしいものでした。

人助けについて

放牧地が雪で覆われてしまうと、牧場で働く人たちは家畜の群れに手で餌をやらなければなりません。干し草を荷車やトラックから降ろして与えると、強いものが他を押しのけて前に出てきます。気が小さかったり身体の弱いものは、人が気遣ってやらないかぎり、なかなか餌にありつけません。

壁を飛びこえなさい

リチャード・カークランド軍曹は、アメリカの南北戦争(1861-1865)で南部連合の兵士でした。北軍がフレデリックスバーグの戦いでメアリーズハイツの突破に失敗し、中間地帯に大勢の負傷兵が取り残された際、カークランドは、敵兵を救援する許可を求めました。そして、水筒を持って石垣を乗り越え、倒れている兵士のそばに身をかがめ、手を差し伸べました。カークランドは、「メアリーズハイツの天使」と呼ばれました。生命の危険を冒して、敵兵たちにキリストのあわれみを示しました。