Category  |  キリスト、救い主

神は話される

義理の息子が自分の娘に、神は私たちと会話されると教えていました。聖書を通して私たちに語られると言うと、孫は即座に、「でもね、マギーは神さまの声なんて聞いたことないよ。神さまから、何か言われたことなんてないもん」と答えました。

闇に光を灯す

ヴァーツラフ・ハヴェルはチェコスロバキアの反体制運動の指導者でしたが1989年、国民の自由選挙で選ばれた最初の大統領になりました。2011年に死去し、葬儀がプラハで営まれました。このとき元アメリカ国務長官でプラハ生まれのマデレーン・オルブライトは、「ハヴェルは深い暗闇の世界に光を灯した」と述べました。

見守る存在

リオデジャネイロ。この大都会のどこに行っても、2016年のオリンピックの選手たちは、イエスを見上げることができます。この町の上方、標高約700メートルのコルコバードの丘には、「救世主キリスト」と呼ばれる巨大な像が立っています。大きく腕を広げた姿は、下界の大都市のどこからでも、昼夜を問わず見ることができます。

入場料はイエスのいのち

世界中から毎年、約200万人がロンドンのセント・ポール大聖堂を訪れます。17世紀末にクリストファー・レン卿によって設計された荘厳な会堂は、入場料を払ってでも一見の価値があります。しかし観光は二の次。ここは、キリストを礼拝する場所です。大聖堂では、多種多様な人たちが、根本から人生を変えてくれる、イエス・キリストの内にある神の御臨在にふれることができます。それが聖堂の最も重要な役目です。見学ツアーにはお金が必要です。しかし、礼拝には無料で参加できます。

永遠の親友

私が大切にしているアドバイスのひとつは、「ジョー。良き友は人生最大の宝だよ」という父の言葉です。そのとおりです。良き友は、いつも私に配慮してくれ、人生の喜びも苦しみも進んで分かち合ってくれます。

意外性

夫婦でアメリカ南部を旅行しました。暑い真夏の昼さがり、アイスクリームを買った店の壁に「スノーモービル絶対禁止」という看板がありました。その意外性に思わず吹き出しました。

ローマの美

イエスの物語はローマ帝国の繁栄という背景を踏まえています。紀元前27年、初代ローマ皇帝アウグストスは、200年におよんだ内戦を終わらせ、記念碑や寺院、競技場、政府の施設などを建て、ローマをみごとに復興させました。その時代の歴史家、大プリニウスによれば、それらは「世界がまだ見たことのない美しい建造物の数々」だったそうです。しかし、その美しさとは裏腹に、ローマの町、そして帝国は、崩壊のときまで残虐の歴史を紡いでいきます。何万人という奴隷や外国人、脱走兵や革命家たちが、道の脇に立てられた十字架につけられて、見せしめにされました。

神はともに歩まれる

デイビッド・ディラード氏は、若い建築家たちが顧客の必要を理解できるようにと、彼らに「宿泊体験」をさせました。USAトゥデイ紙によると、彼らは80代や90代の人たちの身体の状態を再現して、パジャマ姿で24時間、高齢者住宅で過ごしたそうです。耳を聞こえにくくする耳栓をし、指が動きにくいようにテープを巻き、視力の問題を再現するメガネをつけました。ディラード氏は語ります。「最大の収穫は、彼らが10倍も大きな心の持ち主になって帰ってきたことです。彼らは高齢者たちとふれあい、苦境を理解したのです。」

満足をくれるパン

小学生のときに「主の祈り」を暗唱できるようになりました。そして、「私たちの日ごとのパンをきょうもお与えください」(マタ6:11参照)というくだりでは、本当にパンを思い浮かべました。我が家にパンがあるのは、父が町に行ったときだけでしたから、毎日パンを食べられるように祈ることは、私にとって理にかなうことでした。