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湧き起こる賛美

エチオピアに短期宣教旅行に出掛け、現地の伝道団体に合流した時のことです。苦境に陥りごみ集積場に小屋を建てて暮らす若者たちに福音を伝えに行きました。彼らと出会えて感謝です。私たちは主の御業を語り合い、励まし合い、共に祈りました。月の光のもとで、現地の青年の奏でるギターに合わせて、皆で賛美をしました。それは心震える聖なる体験でした。目下の状況は絶望的ですが、彼らは希望も喜びも失っていません。それをイエスの内に見いだすからです。

空を見上げて

英国の感動的な気象現象の研究者アレックス・スモーリーは、人々に日の出や日の入りを眺める時間を取ることを勧めています。それはつかの間ですが、一日で最も美しく荘厳な時間です。スモーリーによると、日の出や日の入りを見ると、青空やきらめく夜空を見る以上に良い効果があるそうです。気分が上向いて前向きになり、ストレスが軽減されるといいます。「壮大で神々しい風景を見ると、自分の問題がささいなことに思えて、それほど悩まなくなる」と言います。

賛美の谷

詩人ウィリアム・カウパーの人生は、うつとの戦いでした。自殺未遂で精神病院に入れられましたが、そこでキリスト者の医者と出会い、生きて働くキリストを信じました。まもなく牧師で賛美歌作者のジョン・ニュートンと知り合い、賛美歌集を作ることを勧められました。彼の作品の一つは「み神のみわざは」(新聖讃美歌84番)です。カウパーはこの歌で神の御業のくすしさをたたえます。そして、自身もつらい状況にある中で「あらしの波間に神は在す 主にある聖徒よ勇気を持て 黒雲開けて恵みくだる」と歌うのです。

歌う草原

義母は犬語が分かる、とほほ笑ましい冗談を言います。犬たちが吠えると、彼女は愛で理解し、それに応えます。ひょっとしたら今後、義母や世界中の犬の飼い主たちは、自分の犬の笑い声を聞こうと耳を澄ますようになるかもしれません。科学者たちは、犬、牛、狐、アザラシ、インコを含む多くの動物が「遊ぶ時の声」つまり笑い声に相当する声を持っていると発見しました。これらを識別すれば、動物の遊び行動を、人には争いのように見える行動と区別することができるでしょう。

神は全てを造られた

水族館に入ると、3歳の息子ザビエルが私の手をぎゅっと握りました。「おっきい!」と指差した先には、実物大のザトウクジラの像が天井からつるされています。彼は興奮して展示を巡り、カワウソが餌をもらって水しぶきをあげるときゃっきゃと笑いました。私たち親子は、大水槽の前で、光に照らされたクラゲたちが水中を踊る様を静かに見つめていました。私が「神様は海の生き物を全部造ったのよ。ザビエルくんとママを造ったみたいにね」と言うと、息子は「すごいね」とつぶやきました。

全ての賛美にふさわしい

多くの人はフェランテ&タイシャーは史上最高のピアノデュオだと言うでしょう。息のぴったり合った絶妙な演奏は、手は4本だが心は一つと称されました。その音楽を聴くと、彼らが完璧な作品を仕上げるために多大な努力をしたことが分かります。

神が良くしてくださった

私たちの教会では礼拝の最中に証しの時間がありました。神がどのように自分の人生に働いてくださったかを教会員が会衆の前に立って語る時間です。皆に「おばちゃん」または「ラングフォード姉」と呼ばれていた女性は、神をほめたたえつつ語ることで有名でした。自分が救われたいきさつについて話すときは、礼拝時間の大半が取られることを皆が知っていました。恵みをもって人生を大きく変えてくださった神への感謝が溢れ出るからです。

イエスは最終的に勝つ

第2次世界大戦の時、ヨーロッパ戦線の数カ所にユニークな配給がありました。国が恋しい陣営の兵士たちのために小型のピアノが空輸されたのです。金属部は通常の10%、防水仕様の接着剤で組み立てられ、防虫加工が施された特別仕様でした。粗削りで簡素でしたが、故郷の歌を歌おうと集まった兵士たちの士気を高める娯楽を提供しました。

誰もが拝んでいる

最近、ギリシャのアテネに行きました。古代の繁華街アゴラを歩いているとアクロポリス神殿の陰にアポロとゼウスの祭壇を見つけました。人々はこの街であらゆる神々を拝んでいたのです。