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聖霊とともに歩む

作家のマルコム・グラッドウェルは、どんな技術でも一人前になるには1万時間が必要だと述べています。どんな時代の偉大な芸術家や音楽家でも、生まれながらの才能だけでは、一流のレベルに達し得ないと言います。毎日、しっかり練習しなくてはなりません。

希望に至る水

トムとマークのミニストリーは、人生を爽快にしてくれます。ビデオを見ると、子どもたちは、水しぶきを浴びて楽しそうです。初めて浴びる清らかな水。ふたりはハイチで地元の教会と協力し、井戸に浄水装置を取り付けました。汚れた水に起因する伝染病が減れば、生活は向上し寿命が延びます。清潔な水は人々に未来への希望を与えます。

よそ者を愛す

家族のひとりが他の宗教に改宗した後、イエスに立ち返るように諭しなさいと言われましたが、まずは、イエスのように彼女を愛することだと思いました。しかし、いっしょに外出すると、彼女の「外国風」の服装に顔をしかめたり「国へ帰れ」と暴言を吐いたりする人さえいます。ここが彼女の国なのに。

聖霊の促し

助けるべきだと思ったが、結局、何もしなかった。そんなことが最近ありましたか。生活の中で感じたことは、主への愛に突き動かされ、信仰の深みに漕ぎ出せという神の招きかもしれないと、クレア・デ・グラアフは著書『10秒ルール』で語ります。つまり、イエスに「やって」と言われたと感じたことを、躊躇せずに行おうという勧めです。

ただの仕事場?

イングランド北部のランカシャー地方に来て、羊が点在するなだらかな緑の丘を眺めていました。わた雲が澄んだ空を流れていきます。私は感動して深呼吸しました。ところが、宿舎の従業員は言いました。「お客さんたちにそう指摘されるまで、何とも思っていませんでした。これは普通の景色、ただの仕事場だったのです」と言いました。

ゴミから宝へ

ごみ収集人ホセ・アルベルト・グティエレスの質素な家は、コロンビアの首都ボゴタにあるスラム街の険しい坂の上にあります。そこは2万5千冊を所蔵する無料図書館でもあります。彼は貧しい子どもたちのためにゴミの中から本を拾い集めました。週末、この家は子どもたちで大混雑です。彼らは、ぎっしり本のつまった部屋を回りながら、ホセおじさんの家は、宝の箱だと感じるのです。

弱くても

アン・シーフ・ミラーは1942年、流産をして敗血症になり、危篤になりました。その時、同じ病院に入院中の患者が、新薬を開発した科学者の知り合いがいると言いました。アンの主治医は行政に掛け合い、その薬を提供してもらうと、彼女の体温は一日で正常に戻りました。ペニシリンが、アンの命を救ったのです。

コミュニケーション

アジアに出張中、説教準備の読み物などを入れたiPadが故障し、真っ暗な画面になりました。修理屋を見つけましたが、次の問題は言語です。ところが、店の人はあるソフトを起動させ、中国語でタイプしました。すると文章が英語に翻訳され、英語の文章は中国語に翻訳されました。こうして、コミュニケーションが成立したのです。

ひとりじゃない

友人の作家はインドネシアの牧師たちのために聖書の教本を書く仕事を引き受けました。そしてインドネシアの共生文化を知り、魅了されました。それはゴトン・ロヨンと呼ばれ、相互扶助という意味です。村の橋や道のみならず、個人の家の屋根を修理するときでさえ、近隣の人たちが協力します。都市の生活も同じだと言いました。「例えば医者に行くときも、誰かと一緒です。それが当たり前です。ですから、人は決してひとりぼっちではないのです。」世界中のキリスト者も「決してひとりではない」という喜びを知っています。不断かつ永遠の友は聖霊です。天の御父は、キリスト者を助け、いつまでもともにいるために、三位一体の神の第三位格、聖霊を与えてくださいました(ヨハ14:16)。