Category  |  賛美/礼拝

地球の刺繍

1年で聖書を!
◆ 詩篇91-93
◆ ローマ15:1-13
聖書のみことば イザヤ書41:17-20
 
わたしは荒野の中に杉や、アカシヤ、ミルトス、オリーブの木を植え、
―イザヤ書41:19

神が創造された壮大な自然景観から遠くない場所に、驚くほど美しい植物園があります。それはフローラル・ショーハウスで、ナイアガラ大瀑布(カナダ側)のそばにあります。温室の中には、美しい花の数々とエキゾチックな樹木や観葉植物が、ずらりと並んでいます。私たち夫婦はこれらを鑑賞していましたが、植物の他にも注意を引かれるものがありました。それは、看板に書かれた言葉です。

言葉数は少なくても

1年で聖書を!
◆ エステル記1-2
◆ 使徒5:1-21
その恵みは私たちに大きく、―詩篇117:2

アブラハム・リンカーンのゲティスバーグでの演説は300語にもなりません。つまるところ、名演説に多くのことばは必要ないということでしょう。

神の善の目的

1年で聖書を!
◆ Ⅱサムエル記3-5
◆ ルカ14:25-35

 
神が私たちをあわれみ、祝福し、御顔を私たちの上に照り輝かしてくださるように。―詩篇67:1

子どもの頃、教会の日曜学校で「神は、良くしてくださる。神は良くしてくださる。私の手を取り、立たせてくださる。神は良くしてくださる」と、よく歌ったものです。神はまさに善です。そして人々にとって良いことを、喜んでしてくださいます。私たちが苦難の中にいるときは私たちの手を取ってくださり、人生の試練に襲われても、それに立ち向かえるようにしてくださいます。けれども、なぜ神が善なのだろう、と不思議に思ったことはありませんか。神が良くしてくださるのは、私たちにその値打ちがあるからではありません。また、ご利益によって、私たちの愛や忠誠を買う必要があるからでもありません。

グラシャス

1年で聖書を!
◆ ヨシュア記13-15
◆ ルカ1:57-80
聖書のみことば Ⅰ歴代誌16:7-10, 23-36

 
主に感謝して、―Ⅰ歴代誌16:8

私はメキシコに行ったとき、スペイン語が話せたらよいのにと思いました。私に言えるのは、グラシャス(ありがとう)、ムイ・ビエン(よいです)、オラ(こんにちは)といった言葉だけです。私は、出会った人や何かしてくれた人たちに、「グラシャス」だけしか言えないので、だんだん飽きてきました。

賛美の花束

1年で聖書を!
◆ 民数記17-19
◆ マルコ6:30-56
聖書のみことば Ⅰペテロ4:7-11

 
すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。―Ⅰペテロ4:11

コリー・テン・ブーム(1892-1983)は第二次世界大戦のナチスの強制収容所から生還し、世界中を巡って講演活動をしたクリスチャンです。多くの人たちが、彼女の話を聞きに訪れました。キリストが自分の罪を赦してくださったのだから、収容所の監視人たちを赦そうと、彼女が神から教えられていったという実話です。

観客は誰?

1年で聖書を!
◆ レビ記26-27
◆ マルコ2
聖書のみことば 詩篇50:7-15

 
感謝のいけにえをささげる人は、わたしをあがめよう。― 詩篇50:23

教会の礼拝をエンターテイメントの時間であるかのように感じているときがありました。セーレン・キェルケゴールは、私たちのような人々について、教会を一種の劇場だと考える傾向にあると述べています。私たちは観客の中にいて、熱心に舞台の上の役者を見物しています。十分に楽しませてもらったら、拍手や歓声で感謝の気持ちを表します。しかしながら教会は、劇場とは正反対のものであるべきです。「神」が観客です。神は、私たちの礼拝をご覧になっています。

神をほめたたえよ

1年で聖書を!
◆ レビ記14
◆ マタイ26:51-75

 
わたしこそ神であることを知れ。わたしは……あがめられ、
―詩篇46:10

詩篇46篇10節の「静まって、わたしこそ神であることを知れ。わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる」(口語訳)は、遠い昔、エルサレムの宮で賛美された歌です。このみことばは、私たちが第一にすべきこと、つまり、すばらしい神を礼拝することを思い出させてくれます。

神は夜勤をする

1年で聖書を!
◆ 出エジプト記7-8
◆ マタイ15:1-20
聖書のみことば 出エジプト14:26-15:2

 
この方こそ、わが神。私はこの方をほめたたえる。―出エジプト記15:2

ジャックとトリーシャは、夜遅く、病院に向かって車を走らせていました。第二子を出産するためです。しかし、予期せぬ事態になりました。分娩が始まったのです。ジャックは119番に電話をかけました。電話に出たのはシェリー・ホワイトでしたが、彼女はすべきことを電話で逐一教え、赤ちゃんが誕生しました。しかし、赤ちゃんは息をしていません。するとシェリーは、ジャックに人工呼吸の仕方を教えました。彼は心を騒がせながらも、6分間人工呼吸を続け、ついに赤ちゃんは産声をあげました。

それは「良い」ですか?

1年で聖書を!
◆ 創世記33-35
◆ マタイ10:1-20

 
私はあなたの恵みに拠り頼みました。―詩篇13:5

ある状況を指して、それが良いのか悪いのか、本当にわかるでしょうか。例えば、家族旅行に出発しようとした日、車が故障してしまいました。修理工場に持って行くと、整備士が言いました。「出発する前で良かったですよ。出かけていたら、途中で火事になっていたかもしれません。」予定変更は面倒なので、これは「悪い」でしょうか。それとも、神の守りに感謝して「良い」としますか。