Category  |  信仰

順番を待って

桜の古木が枯れそうなので樹木医を呼んだところ、すぐ手当てが必要だと言われました。妻は木に向かって「順番を待ってね」とつぶやきました。最近、厄介な事ばかり起こっているからです。

傑作を見る

父はアーチェリーの矢筒をオーダーメイドで作ります。本革に自然の動植物を彫り、筒になるように縫い合わせます。父の家で作品作りを見学しました。父は鋭い刃を慎重な手つきで革に押し当て、圧力の違いを用いて質感を作り出します。その後、真紅の染料に浸した布をかぶせて均等な力で革を叩き、光沢を出します。

かくれんぼ

幼い子どもは自分の目を覆って、自分が人に見えないと思ったりします。自分が何も見えないからです。大人にすれば甘い認識ですが、その大人も同じことをしがちです。自分本位な決断をするとき、神から離れようとします。

神の臨在の中で

ブラザー・ローレンスは17世紀の修道士で修道院の調理係でした。仕事を始める前に必ず「我が神よ。御恵みによってご臨在の内に置いてください。仕事を助けてください、私のありったけの愛を受け取ってください」と祈りました。そして、仕事中も絶えず神に語りかけ、神の御声に耳を傾け、忙しい時間でも合間を見て神を仰ぎ、神に仕事をささげました。何があっても造り主の愛を追い求め、それを手にしました。

なおのこと、どんなにか

第一次世界大戦中の1915年10月、オズワルド・チェンバーズは英連邦軍のチャプレンとしてエジプトの訓練基地に赴任しました。平日夜間の集会を告知すると、400名の兵士らが広い兵舎に詰めかけました。彼は戦地で神を求める兵士たちと対話し「してみると、あなたがたも、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が、求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょう」 (ルカ11:13)を引用しました。

偉大なる愛

最近、もうすぐ二歳になる孫のモリアを一晩預かりました。ひとりで泊まりに来るのは初めてです。朝から晩まで付きっきりで世話をやき、いっしょに遊んでやりました。そして翌日、親元に送り届けてバイバイすると、戸口に置いてあったお泊まりバッグをつかんで私についてきました。

最高の贈物とは

夫が人生の節目とも言える誕生日を迎えました。私はどうやって特別な誕生日を祝ってあげようかと苦心しました。最高のお祝いにしようと、色々なアイディアを出して子どもたちに相談しました。家族にとって彼がどんなに大切な存在かを表現して新たな10年の門出を祝いたかったのです。また、それにふさわしいプレゼントをあげたいと思いました。

慰めの手

看護師のメモに「患者あばれる」とありました。心臓手術の麻酔から覚めた後、アレルギー反応が起こりました。私はひどい状態でした。自分で呼吸管を抜いてしまわないように、腕は縛ってありましたが、身体が激しく震えて、そのひもを引っ張りました。ひどく恐ろしく、痛い経験でした。その中で、ベッドの右側にいた看護助手がそっと手を握ってくれました。それは思いがけない出来事でしたが、驚くほどホッとしました。私の身体は緩み、ひどい震えは止まっていきました。

素晴らしい結末

照明が消え、映画「アポロ13」が始まろうとしたとき、友人が声を潜めて「気の毒に。みんな亡くなったんだ」と言いました。私はいつ悲劇が起こるのかドキドキしながら1970年の宇宙飛行の映画を見ていました。そしてエンドロールが出る頃、やっとかつがれたことに気づきました。私はこの話の結末を覚えていませんでした。実際のところ、飛行士たちは多くの困難に遭遇しますが無事に帰還したのです。