Category  |  信仰

近所付き合い

ご近所がざわめいていました。アメリカンフットボールの有名選手が、我が家の二軒先に越して来たのです。テレビで観たり、新聞のコメントを読んだりはしていましたが、まさか、そんな有名人がこのあたりを選んで住むとは思ってもいません。私たちみんなは最初、彼を喜んで隣人として迎え入れ、良い友だちになろうと張り切っていました。しかし、彼の生活は、近所付き合いをするにはあまりにも忙しすぎたようでした。

馬小屋の におい

救い主が誕生された場所が馬小屋だとは、何ということでしょう。イエスが人間として最初に味わった体験は、動物小屋の臭さと騒音でした。飼葉おけに寝かされていたイエスも他の赤ちゃんと同じように、周りから聞こえる動物の鳴き声や知らない人の声に驚いて、泣いたかもしれません。もしそうなら、イエスが生涯に流された多くの涙は、ここから始まったのです。

永続する平和

第一次世界大戦中、1914年のクリスマスイヴのことです。約50キロにわたる西部戦線で銃声がやみました。塹壕(ざんごう)の上から覗き見ると、自分の陣地を修繕したり、死者を埋葬しようと、姿を現した兵士たちがいました。夜の闇が落ちると、ドイツ軍の中には、ランプを灯してクリスマスの賛美歌を歌う連隊が表れました。すると、敵である英国の兵士たちは拍手し、大きな声でクリスマスの挨拶をしました。

本当に 重要なこと

今では独立している子どもたちがまだ家にいたころ、我が家にはクリスマスの恒例行事がありました。それは、簡素ですが、意味深いものでした。私たちは朝、クリスマスツリーの周りに集まり、みんなでクリスマスの物語を朗読しました。ツリーの下にはお互いへのプレゼントがありましたが、その理由は、東方の博士たちが赤ん坊のキリストに贈り物をしたからではありません。私たちがお互いに対する愛を示すために贈るプレゼントは、神の無限の愛を反映させるためです。家族で聖書を朗読したのは、それを忘れないためでした。

素敵な ラッピング

我が家には、毎年恒例のクリスマスイベントがいくつかあります。そのひとつは、子どもや孫たちがわいわい言いながらプレゼントを開くとき、妻のマーティーが「包装紙を破らないでね。来年も使えるから!」と叫ぶことです。マーティーは人に贈り物をするのが好きですが、そのときラッピングも重視しています。見栄えの良し悪しは、プレゼントの良し悪しの一部だと考えているようです。

ちょうど 良い時

指揮者は位置につくと、オーケストラと合唱団の面々を見渡しました。オーケストラの奏者は、それぞれの楽譜を譜面台に載せ、演奏しやすいように座り直して静かに待っています。合唱団の団員も、それぞれの楽譜を整えて歌いやすい姿勢で立ち、楽譜越しに指揮者の指示を待っています。指揮者は彼らの様子を見て全員の準備ができたことを確認し、指揮棒を振り下ろしました。すると大聖堂は、ヘンデルの「メサイヤ序曲」で満たされました。

イエスの 名によって

家族で食事をしたときに撮った写真は、私のお気に入りです。ひとつのアルバムに、父と息子である私たち、そして息子の家族たちが集まって、感謝ととりなしをささげた様子が収められています。父は脳卒中を患い言葉が不自由でした。けれどもあの日、父が「イエスの名によって、祈ります」と確固たる信仰で祈るのを聞きました。そして約1年後、信頼する御名を持つお方のもとに旅立ちました。

クリスマスの 本当の意味

チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」は、1843年12月19日に発売され、再版が途切れたことはありません。そこには、「『メリークリスマス』などといって浮かれているアホどもは、ひとり残らずクリスマスプリンといっしょに釜ゆでになればよいのに」と語る不機嫌でケチの金持ち、エベネーザ・スクルージという男が登場します。ところが、ある年のクリスマス・イヴのことです。スクルージは劇的に変えられ、気前のよい幸せな人になりました。誰もが心の平安を求めています。ディケンズの作品は、そのことを、素晴らしいユーモアと洞察を通して伝えています。

進行中の働き

パブロ・カザルスは20世紀前半の卓越したチェロ奏者です。その上、90歳を超えても現役でした。あるとき若い記者が、「カザルス先生、あなたは95歳で、史上最も偉大なチェロ奏者です。そんなあなたがなぜ、1日に6時間も練習するのですか」と尋ねました。