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平和の作り主イエス

米国の南北戦争真っただ中の1862年12月30日。両軍はテネシー州のストーンズ川を挟み600メートルほど離れて陣を張り、たき火を囲んで暖を取っていました。北軍の陣営はバイオリンとハーモニカで「ヤンキードゥードゥル」を演奏し、南軍は「ディキシー」の演奏で応じました。そして最後には「ホーム・スイートホーム」を両軍で合奏したのです。音楽を通した闇夜の交流。想像を超えた平和のほのかな光。それははかない平和でした。翌朝、彼らは楽器を銃に持ち替え、24,645名が落命したのです。

神のために歩み出す

映画『ドリーム』は、宇宙飛行士ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を支えた「計算手」の物語です。1962年、黎明(れいめい)期のコンピューターは誤作動を起こしがちで、グレンは発射の間違いを危惧していました。同時に、実力のある聡明(そうめい)な女性が計算室にいることも知っていました。「あの人が数値を良しと判断するなら、私は信頼して飛び立てる」と語りました。彼女の名は、キャサリン・ジョンソン。元教師で3人の子どもの母親。教会奉仕にも勤しむキリスト者でした。彼女は、NASAが1950年代の終わりに「人間コンピューター」として雇ったスタッフの一人でした。

キリストを身に着けて

新しい眼鏡にワクワクしましたが、数時間後には放り出したくなりました。目は疲れ、耳の後ろが痛く、頭痛がします。翌日、眼鏡をかけるべき時には、ため息が出ました。しかし、毎日かけて慣らさねばなりません。それまでに数週間かかりましたが、その後は、眼鏡をかけていることをほとんど意識しないまでになりました。

理想のリーダー

英国の首相は、2022年7月、辞職に追い込まれました。求められる高い品性を欠いたことが理由でした。後任の首相もたった数カ月で辞職したのです。事の発端は、国会議員の朝祷会に参加していた保健相が、自らの品位に欠ける行為を神に示され、辞任したことでした。他の閣僚たちも次々に辞任し、首相も辞任を余儀なくされました。穏やかな祈祷会から驚くことが起きたのです。

壁を壊して一つになる

ベルリンの壁は家族や友人を分断してきました。東ドイツ政府が市民の逃亡を防ぐために1961年に建設したのですが、実際、250万人以上が1949年から壁の完成までに西側に移ったと推定されています。米国レーガン大統領は、1987年、壁の前で「この壁を壊しなさい」と演説しました。彼の言葉は歴史の大きなうねりを反映しており、それが頂点に達した1989年、壁は崩壊し、やがてドイツは再統一しました。