何より偉大
イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンにまたがる大瀑布です。イグアス川の2.7キロメートルにわたって275の滝が連なり、まさに壮観です。ブラジル側の岸壁には、詩篇93篇4節「大水のとどろきにまさり、海の力強い波にもまさって、いと高き所にいます主は、力強くあられます」が刻まれて、その下には「神は私たちの悩みよりも常に大きいお方だ」と書かれています。
イエスに白旗を上げる
マサチューセッツ州イプスウィッチの教会横の丘には、「悪魔の足跡」と呼ばれる、足の形にくぼんだ岩があります。伝承によると、その足形は1740年の秋についたそうです。伝道者ジョージ・ホウィットフィールドが、あまりに力強いメッセージを語ったため、教会のてっぺんから飛び降りて逃げようとした悪魔がつけたと言います。
荒波を越えて行く
急流下りを体験しました。最初は嬉しがっていましたが、急流の轟音が前方から聞こえてくると恐れと不安に襲われました。そしてハラハラ、ドキドキしながら急流を抜けると、突然、静かな流れに出ます。後ろの船頭さんが、うまくいかだを操縦したからです。私はほっと胸をなで下ろしました。次の流れが来るまでは…。
ライオンと共生する
シカゴの博物館で、現存する「バビロンのライオン」の壁画のひとつを見ました。それは翼を持ったどう猛なライオンの姿を描いたものでした。このライオンはバビロニア帝国の愛と戦いの女神イシュタルの象徴です。紀元前604年~562年の間、バビロニア帝国の道路の脇に、これと同じような壁画が120も並べられていたと言われています。
バイオレットと歌う
バイオレットは高齢でジャマイカの障害者施設で暮らしています。 10代の若者たちが見舞うと、真昼のむし暑い部屋の中、文句も言わず、満面の笑みを浮かべて歌いました。「走って、跳ねて、飛んで、私は、主をほめたたえます!」バイオレットには両足がありません。しかし、まるで走っているかのように腕を前後に振りながら歌い、周りにいた人は涙を浮かべました。バイオレットは「イエスさまは私を愛しておられて、天国へ行ったら走る足をくださるのよ」と言いました。
神への質問
神の使いが突然現れた…。そして、主があなたとともにおられると語りかけた…。それが昔、ギデオンに起こりました。しかしギデオンは「ああ、主よ。もし主が私たちといっしょにおられるなら、なぜこれらのことがみな、私たちに起こったのでしょうか」と述べました(士6:12-13)。なぜ神の民が神に見捨てられたかのような苦境にいるのかと聞いたのです。
みこころがなるように
白血病と闘う母を自宅で介護し看取ることができて、神に感謝しています。薬の効果が薄れ副作用に苦しめられるようになると、母は「もう十分。最期は家族と穏やかに過ごしたいわ。神のみもとに行く準備はできているのだから」と言いました。
苦難
昨年の冬にコロラド州の自然史博物館に行ったとき、アスペンの木に関する驚く事実を学びました。すらっとした白い幹のアスペンは、たったひとつの種から森を育てることができます。ひとつの種から生まれ張り巡らされた根は、木になるか否かに関わらず何千年も生きて、薄暗い森の地下で眠っています。そして、火災や洪水、雪崩等の自然災害で地面が裸になって太陽の光を受けると、その根から芽が出て木に育つといいます。
抱かれて安らか
友人が生後4日の大切な娘を抱かせてくれました。ところが赤ちゃんは間もなくぐずり出しました。胸に引き寄せたり、頬をくっつけたり、揺らしたり…。必死にあやしましたが、どんどん機嫌が悪くなります。私はキャリア15年の母親ですが、そんなものは少しも役立ちません。ところが、居ても立ってもいられない友人の腕に戻すと、赤ん坊はすぐに泣き止みました。安心した顔つきになり、身体もリラックスしました。母は我が子の不安を和らげる方法を知っているのです。