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聖さを追い求める

幸せですか、人生を満喫していますか、仕事に満足していますか、というアンケート調査はよくありますが、敬虔ですか、聖(きよ)いですか、と尋ねるアンケートは見たことがありません。あなたなら何と答えますか。

ある聖書辞典は、聖化を「神のために聖別され、それにふさわしい行いをすること」と定義します。作家のフレデリック・ビュークナーは人格について、聖化ほど実際の姿を描写するのが難しいものはないと言い、また「聖化は、『徳』のような性質ではありません…人がどうこうできることではなく、神が人になさることです」と述べました。

聖書は「私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、いのちにあって新しい歩みをするためです」(ロマ6:4)と語り、キリストを信じる信仰によって驚くべき賜物が与えられると伝えます。自分を満足させようという古い性質に従わず、キリストに従順に自分を明け渡すなら、毎日、聖化が起こります。聖書は「しかし今は、罪から解放されて神の奴隷となり、聖潔に至る実を得たのです。その行き着く所は永遠のいのちです」と語ります(22節)

あなたは日々、聖化されていますか。神の恵みと力によって「そのとおりです」と答えることができますように。

ウクライナの クリスマス

ウクライナのクリスマスのお祝いには、数々の素敵な習慣があります。例えば、ベツレヘムの飼葉おけを忘れないために、食事のテーブルの上に干し草の束を置きます。お祝いの中で、救い主がこの世に来てくださった夜の出来事を再現したりもします。クリスマスの祈りがささげられ、その家の家長が「キリストがお生まれになった!」と挨拶すると、家族みんなが、「キリストに栄光を!キリストをほめたたえよう!」と応答します。

モザイク

毎年秋になると、私の住む町は3週間にわたってアートギャラリーになります。美術館や画廊だけでなく、ホテル、レストラン、公園、教会、駐車場、道路、そして川の中にまで、世界中から集まった2千人もの芸術家たちの作品が展示されます。

音楽とスピーカー

クリストファー・ロックは、中古のトランペット、トロンボーン、フレンチホルンを買い、それをiPhoneやiPad用のアコースティックアンプに改造します。そのモデルは、1800年代の後半に登場した、最初の蓄音機に使われていたスピーカー(トランペットのような形状)です。このアナログスピーカーを通すと、音楽はデジタル機器内蔵の小さなスピーカーで聞くよりも大きく、はっきりと、豊かで深い音色で聴くことができます。この金管楽器をリサイクルしたスピーカーは、芸術作品であるだけでなく、電力を使わずに聞きたい音楽の音量を大きくしてくれます。

母のゴール

ジェフは母の容態が急変したと知って、すぐ飛行機で母のところへ飛んでいきました。そして、ベッドの脇に座り、彼女の手を握って賛美歌を歌い、慰めの言葉をかけ、「母さん、愛しているよ」と言いました。やがて彼女は息を引き取り、葬儀が営まれました。多くの人が訪れ、口々に謝辞を述べました。ジェフの母は、聖書を教える賜物があり、人の相談によく乗り、いくつもの祈り会をリードしていました。「あなたのお母さんは私にとって、神の恵みでした」と多くの人が言いました。彼女は人生の終盤まで、キリストに積極的に仕えました。キリストのために生きて、力強く最期を迎えました。

イエスについて話す

引退したメジャーリーガーであるトニー・グラッファニーノは現在、ヨーロッパで宣教活動をしています。毎年、彼の宣教団体は1週間のベースボール・キャンプを開催し、その間、毎日聖書の勉強会を行います。主事はキャンプ参加者に、神がおられることを論理的に説明し、神を信じましょうと勧めてきました。このようなことを約13年間してきましたが、救われた人はたった3人でした。

甘い香り

夫がシェービングクリームが無くなってきたと言うので、買って来てあげるわ、と応じました。すると夫は缶を見せながら、「これと同じものを買ってきてくれ。父さんがいつも使っていたんでね。僕もこの香りが好きなんだ」と言いました。私はにっこりしました。母に髪を洗ってもらっていたシャンプーの香りをかいで、子どもの頃をなつかしく思い出したことが、私にもあったからです。誰にでも忘れられない香りがあります。今は亡き愛する人たちの記憶を、香りが呼び起こすことがあります。

大きな期待

心理カウンセラーに、どんな相談が最も多いのかと尋ねたことがあります。彼は即座にこう言いました。「多くの問題の根っこにあるものは、『当然こうあるべき』という期待が裏切られたという体験です。この問題にきちんと向き合わないなら、怒りや恨みが心の中で膨らんでいきます。」

クリスティングル

チェコ共和国などの国々では、「クリスティングル」を立ててクリスマスを祝います。「クリスティングル」とはオレンジの真ん中にろうそくを立てたものですが、オレンジは世界、ろうそくはキリストを象徴しています。オレンジには赤いリボンが巻かれていて、それはキリストの血潮を表しています。また、4本の爪楊枝にドライフルーツが付けられ、リボンの上からオレンジに刺されていますが、これは大地の実を表します。