代価を知る
最近、2歳の息子にブーツを買ってあげました。息子は大喜びで寝るまでブーツを履いていましたが、次の日にはすっかり忘れて、古いスニーカーを履きました。夫は「これがいくらしたか分かってくれればなあ」とこぼしました。
神の選び
子どもたちが幼かったとき、いっしょに就寝の祈りをしました。しかし、祈る前にベッドの端に腰かけ、おしゃべりをしたりもしました。娘のリビーに、こんな話をしたことがあります。「世界中の4歳の女の子が一列に並んでいたら、パパは、そこに君を見つけようとするよ。列の最後まで歩いて行ってリビーを見つけると、その子をパパの娘にするんだ。」この話をすると、娘はいつもとびきりの笑顔になりました。自分は特別だと感じたからです。
救いを求める心
スーパーマンの物語を新たに描いた映画「マン・オブ・スティール」が、2013年に公開されました。息を呑むような特殊効果やアクションの連続で、世界中で多くの人々が映画館に足を運びました。人気の秘訣は驚くべき技術だと言う人がある一方で、「スーパーマン神話」は不滅だから、と指摘する人もいます。そんな中、映画でロイス・レイン役を演じた女優のエイミー・アダムスは、スーパーマンの魅力について、別の捉え方をしています。彼女は、それは人間の基本的な願望だといいます。「あなたをあなた自身から救い出してくれる人がいると言われて、そんなことは信じたくないという人がいるかしら。」
閉まるドア
警報音が鳴り、駈け込み乗車をしないようにアナウンスがあって、電車のドアが閉まろうとしていました。ところが、まだ数名は電車に飛び乗ろうとしました。そんなこんなで、ひとりが扉に挟まってしまいました。幸いにも扉はすぐに開いて、その人は無事に電車に乗り込みました。ほんの4分もすれば次の電車が来るのに、なぜそんな危険なことをするのでしょう。私にはよく分かりません。
小島
シンガポールは小さな島です。世界地図で見つけるのが難しいほど、小さいのです。その小さい島にたくさんの人が住んでいるので、他の人々のことを考えて行動することが重要です。この島に住む男性が、初めてやって来る婚約者にあててこう書きました。「とにかく狭いのだから…いつも自分の周りにスペースがあるか、気を配っていなくてはいけないよ。周りに注意して、人が来るなら脇によけて、自分が誰かの行く手をさえぎっていないか、常に心を配らなくてはならないんだ。要するに、誰に対しても思いやりを持つことだね。」
救うために生まれた
テロ攻撃によって、ニューヨークシティのツインタワーが崩壊しました。2001年9月11日のことです。その直後、シンシア・オットーは探索救助犬の世話をしました。数年後、彼女は「使役犬研究センター」を設立しました。あらゆる使役犬訓練のノウハウの研究やデータ集積を行う施設です。
知るべきこと
フェルナンド・オルテガのオリジナルソング「あるがまま我を」の間奏には、ビリー・グラハム博士の声が収録されています。その中でグラハム博士は、生死をさまよったときのことを振り返ります。自らの過去を思いめぐらし、自分がどれほどひどい罪人であり、どれほど神の赦しを日々必要としていたかを悟りました。
ザアカイを 探す
アルフ・クラークは、「ザアカイ」を探して通りを歩きます。聖書に出てくる、あのザアカイではありません。あのザアカイは、イエスが既に見つけられましたから。アルフは友人たちと、都会の貧困地区で宣教しています。彼らは、イエスがルカの福音書19章でなさったことをしています。すなわち、困っている人を探して町を歩き、彼らに手を差し伸べるのです。
あの人は誰だ
大学生がイエスをどのように捉えているかを、ケリー・ステインハウスがハーバード広場で調査したところ、学生たちの答えは好意的なものでした。ある学生は、イエスは「弱者の世話をした人だ」と答えました。またある学生は、「かっこよく生きた人だ」と答えました。一方で、「イエスは救い主だとは思わない。ただの人間だ」とか、「『私だけが天国に至る道だ』という宗教は受け入れられない」といって、イエスをシャットアウトする学生もいました。実際、イエスは誰なのかと熟慮する人も、イエスを門前払いする人もいます。