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十二分に

大勢の客を自宅に招いたとき、準備したものでは不十分かもしれないと、途中で不安になりました。しかし、大丈夫でした。数名の友だちが、予想外のものを持って来てくれ、みんなが十分に食べても、まだ余っていました。

チューリップデー

世界にはチューリップデーという祝日を設けて、春の訪れを喜ぶ国々があります。チューリップといえばオランダだと思いがちですが、商業用の栽培は中近東で始まり、今日では世界中に広がりました。現在、推定で109種類ぐらいのチューリップが、世界各地の公園や街路、家々の庭を飾っています。

去年の秋、私もチューリップの球根を植えました。数ヶ月後、鮮やかな色の花が咲き、春の訪れを告げてくれました。それはまた、やがて夏がやって来ることの予告です。夏がくれば、多種多様の花が咲き乱れ、私たちの目を楽しませると教えてくれているのです。

私にとって花は、神の恵みを再認識させてくれる素晴らしいものです。山上の説教でイエスは語られました。「野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。…しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。…神は…ましてあなたがたによくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち」(マタ6:28-30)。主イエスは、野のゆりを例にとって、天の父が養ってくださることを教えられたのです。

チューリップは冬の終わりと春の始まりを知らせてくれますが、それだけではありません。野のゆりと同じように、衣食住の必要に応えてくださるお方を指し示してくれます。

ますます

今日、不況が続く世の中でこだまする声は「縮小、縮小」です。政府は財政を切り詰めるよう求められ、人々はエネルギーの消費を控えて、限られた資源を大切にするよう促されます。それは誰もが傾聴すべき良いアドバイスです。しかし、信仰の世界においては、愛と恵みと力は不足することはありません。ですから、クリスチャンである私たちは神の愛をますます行動で示すよう促されています。

恵みに満ちた神をたたえる

最近あるホテルに行った時のことです。ロビーには、目を見張るほど大きな生け花が飾ってありました。完璧とも言うべき色鮮やかなアレンジからは、優雅な香りが漂っています。私は足を止めて、しばしその美しさに見とれていました。それから、「ふんだんにある、満ちあふれる」ということには、どこか私たちの心を捉えるものがあると思いました。

神の栄光のために

1年で聖書を!
◆ ホセア書8-10
聖書のみことば Ⅰペテロ4:12-16

あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、……喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びおどる者となるためです。―Ⅰペテロ4:12-13

大変な状況の人たちと共に歩むと、実に多くのことを学びます。私たちにとっては、友人のサムに癌が見つかり、彼の闘病を見守ってきたときがそうでした。サムの治療は一年におよびました。そして、やっと完治したと思われたとき、新たな癌が見つかったのです。

人生における最高のもの

1年で聖書を!
◆ 箴言22-24
聖書のみことば 箴言23:1-18
 
富を得ようと苦労してはならない。―箴言23:4

昔から「人生で最高のものは、お金では買えない」とよく言われます。まさにその通りだと思いますが、中には人生で最高のものには高くて到底手が出せないと思っている人もいるようです。近頃、私を唸らせた広告があります。それには、「人生の最高のものは物ではない」とありました。まったく言い得て妙です。

陰におられる方

1年で聖書を!
◆ 詩篇140-144
聖書のみことば Ⅰ歴代誌17:16-24
 
すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。―ヤコブ1:17

インドネシアのバンドンで、文化紹介のイベントを楽しみました。素晴らしいオーケストラ演奏が披露され、そのフィナーレの前に200名の聴衆にアンクルンという竹製の楽器が渡されました。そして、指揮者のタイミングに合わせてリズムを取り、アンクルンを振る方法を教わりました。

新しい日

1年で聖書を!
◆ 詩篇115-118
聖書のみことば 詩篇118:19-29
 
これは、主が設けられた日である。この日を楽しみ喜ぼう。―詩篇118:24

先日出席した朝の祈り会で、開会の祈りをした人が、「主よ。今日の日を感謝します。これまで経験したことのない新しい一日の始まりをありがとうございます」と祈りました。当たり前といえば当たり前のことですが、この祈りからいくつかのことに思いを巡らせました。まず、新しい日とは新しい機会のことであり、想定外のことや対応しきれないことで満ち溢れています。