Month: 2月 2014

音楽の力

男声合唱はウェールズの文化に深く根づいています。第二次世界大戦以前には、ウェールズのグリークラブ(男声合唱団)とドイツのグリークラブは良きライバルでした。しかし、戦争を経て両者の友情は敵意に変わってしまい、戦後になってもわだかまりが残っていました。両者は、自分たちの合唱団の間を行き来したトロフィーに書かれていたメッセージによって、徐々に緊張関係を乗り越えていきました。そこには、「友だちだから話そう。兄弟だからともに歌おう」と書かれていたのです。

一致を保つ

無人島にひとり残されていた男性がようやく発見されたとき、救助隊員は3つの小屋が建てられているのに気づきました。それは何ですかと尋ねると、男性は「ひとつ目は私の家、ふたつ目は私の教会、そして3つ目は、前に行っていた教会です」と言いました。くだらない冗談ですが、クリスチャンの一致について、懸念すべきことを示しています。

うっかりして

遊びに来ていた孫のアレックスを送って行ったとき、ひどい渋滞に巻き込まれました。私の車は巧みに割り込んできた車に押しやられて、高速道路料金を前払いしている車だけが通ることのできる車線に入りこんでしまいました。アレックスによると、私のナンバープレートの写真が撮られ、違反チケットが後日送られてくるのだそうです。私はおもしろくありませんでした。意図的に違反したわけではないのに、罰金を払わなければなりません。

その英雄は誰?

士師記を読んでいると、勇猛な戦士やいくさの記述に、まるでヒーローもののマンガを読んでいるような気分になります。デボラにバラク、ギデオンやサムソンなどの勇士たちです。しかし、そんな士師(解放者)たちの中にオテニエルがいます。

試練前、試練後

大きな試練に見舞われたあと、信仰者の人生の何が変わるのでしょう。侵入者から家族を守ろうとしたジャマイカ人男性が、誤って18歳の自分の娘を撃って殺してしまったという事件を知って考えました。

暴露したい心

アメリカの私立探偵は、ドアを叩いて出て来た人にバッジを見せ、「私たちがここに来た理由をご説明する必要はありませんね」と告げるそうです。大抵の場合、相手は唖然として「どうやって分かったんだ」と答え、ずっと昔に犯し、隠しつづけてきた昔の犯罪について話し始めるそうです。ロン・ロゼンバウム氏は、スミソニアン誌に次のように記しています。「良心とは人間の根幹にあるパワーだ。心は隠しごとを暴露したくてうずうずしている。このエネルギーに出口を与えればよいのだ。」

抱負を実行する決意

新年の抱負は1975年から掲げなくなりました。新しい抱負は必要ありません。古い抱負と今も格闘しているからです。短くても毎日日記をつける、最大限の努力をして日々聖書を読み祈る、時間を無駄にしない、(家を片付けておく、という以前にまず)自分の部屋を片付ける…などです。

導きが必要

アイルランドのゴールウェイにある聖ニコラス教会は、長い歴史を持ち、現在も生き生きと活動する教会です。アイルランドで一番古いその教会は、ある実用的な役割も果たしてきました。教会堂は市街地にそびえ立ち、その尖塔はゴールウェイ港に船を安全に導く目印として用いられています。この教会は何世紀もの間、家路を急ぐ船の乗組員たちにとって、頼れる導き手の役割を果たしてきました。

神が聞いてくださる

娘といっしょに絵本をいくつか読んだあとで、私は言いました。「ママは少し大人の本を読みたいから、また後でいっしょに絵本を読みましょうね。」そして、しばらく読書をしていると、娘は疑い深く私を見つめ、「ママ、ちゃんと読んでないでしょ」と言いました。私が声を出していないので、本を読んでいないと思ったのです。