Month: 6月 2014

世界最速の 歩行者

都市生活のペースを測る調査が32カ国で実施され、最速とされたのは私が住むシンガポールでした。ニューヨークの人は18メートル歩くのに12秒かかりますが、シンガポールの人は10秒55しかかかりません。アフリカのマラウイ共和国の都市ブランタイアに住む人にいたっては、31秒60もかかりました。

忘れられた 思い出

最近、幼なじみが中学時代の陸上部の写真をメールしてくれました。粒子の荒い白黒写真には、ぼんやり覚えている当時の仲間たちと、ふたりのコーチが写っていました。それを見た瞬間、800メートルや1,500メートルを走っていた当時の幸せな記憶がよみがえってきました。それは楽しい思い出でした。しかし、自分はいとも簡単にそれらを忘れ、次に進んでいったんだ、とも思いました。

シュレックに会おう

羊のシュレックは群れからはぐれてしまい、行方不明になりました。6年後、ニュージーランドの高地にある岩だらけの洞窟でシュレックは発見されましたが、発見した人は、それが羊だとは分かりませんでした。その人は、「まるで聖書に登場する生き物のようだった」と言ったそうですが、ある意味ではそのとおりです。シュレックを見れば、羊飼いから離れた羊がどのようになるのか分かるでしょう。

にっこりして!

最近読んだ研究レポートによると、にっこりすることは健康に良いそうです。それによると、にっこりすると心拍数が下がって、ストレスが軽減するといいます。

小羊の光

人は太古の昔から、太陽の光が昼を、月の光が夜を照らしてくれると考えて、その光に頼ってきました。足元を照らすためであれ、豊かな大地の恵みを受けて育った作物を収穫するためであれ、人間にとって光は不可欠です。神は、太陽と月という素晴らしい器を用いて、私たちに光を供給しつづけてくださいます。創世記は、神は「大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた」と語ります(創1:16)。

世界の 子供たち

高校生たちが伝道旅行の一環として孤児院を訪問しました。私は引率者でしたが、ひとりの生徒の様子がおかしいことに気づき、どうしたのかと尋ねました。すると、10年前の自分の姿を思い出して辛いのだといいます。

模範を示して

検眼のために眼科に行ったところ、待合室に貼ってあったポスターの言葉にはっとさせられました。「子どもが12歳までに覚えることの80パーセントは目で見たことです。」子どもたちが、目から取り入れて心で処理する情報は何だろうと考えました。本やテレビ、映画、イベント、自然環境、周りの大人たち(特に親)の態度や行動を見て、子どもたちは育っていきます。今日は父の日ですが、父親の影響の大きさについて、私たちはしばしば考えさせられます。

硬い岩

悲しいことに「オールドマン・オブザ・マウンテン(山の老人)」が、2003年5月に崩落しました。これは米国ニューハンプシャー州ホワイトマウンテンにあった高さ12メートルほどの自然の岩で、老人の顔のような形をしていました。昔からの観光名所で州の紋章のデザインにもなり、付近の住民にとっては心のよりどころのような存在でした。ホーソーンの短編小説「人面の大岩」の題材にもなっています。

我々は安全

ケンタッキー州フォートノックスの米国連邦金塊貯蔵所は要塞のような建物で、連邦政府に預けられた、5千トンの金塊などの貴金属が保管されています。この建物は22トンの扉とさまざまな警備システム、すなわち、警報装置、防犯カメラ、地雷原、有刺鉄線、電気柵、武装した警備員、覆面戦闘ヘリコプターなどによって厳重に守られています。そのため、フォートノックスの金塊貯蔵所は、地球上で最も安全な場所のひとつと考えられています。