やり直しのチャンス
リンダは過ちを繰り返した揚げ句、外国で刑務所に入る羽目になりました。6年間の刑期を終えて釈放されましたが、行く所がありません。人生は終わったと思いました。しかし、故国の家族が旅費を工面する間、親切な夫婦が宿と食べ物を提供し助けてくれました。
私たちの祈りと神の時
神は祈りに応えてくださいますが、すぐにとは限りません。そんなとき、私たちは、待っていることの意味が分からないと思ったりします。これがザカリヤの状況でした。
喜びと公正
アジアの会議に行ったとき、冤罪で11年間も刑務所に入れられていた牧師と話しました。次に、宗教上の迫害から自国を脱出しようと大金を払った相手に裏切られ、何年もの間、先行き不透明のまま難民キャンプで過ごしている人たちの話も聞き、現実を突きつけられました。彼らは正義の欠如によって起こった出来事の犠牲者です。これは、私たちの世界がいかに壊れているかを示す例です。しかし、正義の空洞化は永遠にはつづきません。
あの有名な微笑み
パリのルーブル美術館を夫婦で訪れた日、11歳の孫に電話して、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」を見たと話しました。すると彼女は「笑顔だった?」と尋ねました。それは謎なのです。ダ・ヴィンチがこの油絵を描いてから600年以上経ちますが、この女性が微笑んでいるのかいないのか、それは未だに不明です。私たちはこの作品の美しさに魅了されますが、モナ・リザの表情を理解することはできません。
力強い赤ちゃん
その赤ちゃんは眠っているように見えましたが、イエスの御腕に抱かれるまで決して目覚めることはありません。彼は数か月間、必死で生きようとしましたが、息子の死を告げる母親の悲痛なメールが届きました。「深い悲しみで、心がうめいています。神は、あの子の小さな命を通して、私たちの心に愛の御業を深く刻んでくださいました。力強い命でした。」
無名
昔、雑誌「ザ・ライター」に掲載されたジェイン・ヨーレンのエッセー「作者不詳になるために」をコピーし、ページが擦り切れるほど何度も読みました。彼女は「最高の作家は心の底から作者不詳と署名したい人です。内容が大切なのであって筆者が大切ではないからです」と語りました。
このお方はどういうお方か
学生は「筆記用具以外は全てしまいなさい」という言葉でテストが始まると分かります。一方、マルコの福音書4章によると、舟の上のイエスから教えられた、弟子たちの試験は、思いがけず湖の上でした(1、35節)。