野の花のように咲く
生後2か月の孫は、見る度に少しずつ成長しています。最近、彼をあやしていると、私をじっと見て、にっこりしました。突然、私の目が涙で溢れました。ずっと昔、我が子が初めて笑ったときの喜びが、よみがえってきたからかもしれません。ずいぶん前のことですが、つい昨日のことのように感じます。人生には言葉では説明できない瞬間があるものです。
創造の喜び
カリフォルニア州バハ近くの沖合、水深約1,200メートルの深海で、潮流に乗って踊る珍しいクラゲが撮影されました。それは暗黒の海を背景に、青、紫、ピンクの蛍光色で光り、触手は傘の動きに合わせて、優雅に動いています。ナショナルジオグラフィックのビデオでこのクラゲを見て、神はなぜ、この柔らかい生き物をこんなに美しく造られたのだろうと思いました。2017年10月の時点で、2,000種ほどのクラゲが見つかっているといいます。
見て学ぶ
聖書のみことば:申命記11:18-21
若者をその行く道にふさわしく教育せよ。—箴言22:6
女子ソフトボールの試合で、ある選手の母親が「審判を代えろ!審判を代えろ!」と野次を飛ばし始めました。それに便乗して、他の親たちも同じように野次を飛ばしました。すると審判は振り返ってにっこり笑い、「親を代えろ!親を代えろ!」と叫んだのです。すると、親たちの野次がおさまりました。
子どもは親を見て育ちますから、親は子どもの良い手本でなくてはなりません。クリスチャンの親は以下のようにして、良い習慣と態度を子どもたちに教えることができます。
・子どもと一緒に、子どものために祈る。それによって、子どもは神と対話することを学びます。「たゆみなく祈りなさい」(コロ4:2)。
・聖書を読み、教える。それによって、子どもは神の真実を学びます。「これ(神の命令)をあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい」(申6:7)。
・イエスのことを子どもに話す。それによって、子どもを信仰に導きましょう。「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません」(ヨハ3:3)。
子どもに手本を示す最も良い方法は、親自身が信仰を実践しながら生活することです。子どもたちは見ています。子どもたちは、何がもっとも大切なことかを、親を見て学んでいます。—Cindy Hess Kasper
子どもは、親の才能を受け継がないかもしれないが、親の価値観はしっかり受け継ぐ。
友情のしるし
ガーナで過ごした少年時代、人混みでは父と手をつないでいました。私にとって父は友でもありました。私の国の文化では、手をつなぐことは友情のしるしだからです。私たちは歩きながら様々なことを語り合いました。寂しい時は、いつも父に慰められました。この関係は私の宝物でした。
共通の話題
聖書のみことば:使徒17:22-32
あなたがたの拝むものをよく見ているうちに、「知られない神に」と刻まれた祭壇があるのを見つけました。—使徒17:23
春の短期宣教旅行で高校生たちはジャマイカに行き、少年院を慰問しました。そこには法律を犯したり、乱暴で家族が面倒を見切れなくなったりしたティーン・エイジャーがいました。これは両者にとって、心地よい状況とはいえません。何を話したらいいのだろう、どうしたら親しくなれるだろうと考えていました。
しかし、彼らが仲良くなる方法を見つけるのに、さほど長くはかかりませんでした。アメリカ人の学生が到着して何分もたたないうちに、両者の間でサッカーの熱戦が始まったのです。
サッカーの試合で一緒にボールを追いかけ、おしゃべりをするうちに、最初の緊張がすっかりほぐれました。サッカーという共通の興味があったおかげで試合の後も話がはずみ、思った以上に早く友だちになることができました。
使徒パウロは、垣根を取り除いて人と話ができるようになる方法を、使徒の働き17章で示しています。彼は共通の関心ごと、すなわち礼拝について、アテネの人たちと話をしました。私たちも同様に、仕事仲間とスポーツの話をしたり、隣人と立ち話をしたりできます。人と会話をスタートさせる方法は、無限にあるでしょう。
神の愛を知らない人々に手を差し伸べるために、共通の話題を探しましょう。そして、互いの間にある壁が崩れ落ちるのを見ようではありませんか。—Dave Branon
神の愛には人間の垣根を崩す力がある。
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希望を取り戻す
太陽は東から昇るか、空は青いか、海水はしょっぱいか、コバルトの原子量は58.9か…。最後の答えは、科学オタクか雑学が趣味の人しか分からないでしょうが、他のものは、聞くまでもありません。こんな質問には、何らかの皮肉が込められていることが普通です。