山火事の現場で自然保護官が子熊を助け、安全な場所に移しました。そして放そうとすると、子熊は小さな後ろ足で立ち上がり、保護官のふくらはぎにしがみつきます。優しく引き離そうとしましたが、口を開け、必死の形相で、よじ登ったり、引っかいたりして、彼の腕の中に戻ろうとしました。そして、ついに腕にぶら下がると、保護官はその求めに折れて、ふわふわの頭をなでてあげました。
この子熊と同じように、自分を死から救ってくれたお方を必死に頼り、すがったならどうでしょう。イエスは究極の救い主なのです。
神が万民を創造し、万民に救いが必要です。詩編の作者ダビデは、自分には救い主が必要だと告白しました(詩55:2-3)。彼は迫り来る敵を前に、自分は恐れ、うろたえていると認め(4-6節)、確かな信仰で、神にすがりました。「わたしは神を呼ぶ。主はわたしを救ってくださる。 夕べも朝も、そして昼も、わたしは悩んで呻く。神はわたしの声を聞いてくださる」(17-18節)と、絶えず祈りました。なぜなら、神は、自分の叫びに耳を傾け、守ってくださると信じていたからです(19節)。
苦しくつらいときは、それが何であれ、神を呼び求めましょう。私たちの優しい救い主は、私たちを追い求めておられます。ご自分を追い求める人の叫びに耳を傾け、その人を助けてくださいます。
今日、神を追い求めるとは、何をすることになりますか。どんな困りごとや苦しい状況から神に救っていただきましたか。

