Category  |  神に対する愛

完全な贈り物

毎年、近所の植物園で世界のクリスマスという展示をしています。私のお気に入りは、キリストの降誕を表したフランスのミニチュアです。通常のミニチュアは、黄金と乳香と没薬を手にした東方の博士たちが、羊飼いといっしょに飼い葉おけを取り囲んでいますが、これはフランスの村人たちが、パンやワイン、チーズや花など、神に守られて作った生産物を赤子のイエスにささげています。ここから連想するのは、神の家に初穂の最上のものをささげるという旧約聖書の命令です(出23:16-19)。またそれは、すべては神から来るので、ささげ物は何もかも、神にいただいた物だという事実を示しています。

内面を見る

物理学者のアリー・ヴァン・リートは退職後、風変わりな芸術作品を創作しています。彼は植物と動物の死骸をさまざまな構図で配置し、レントゲン写真を撮ります。そして現像したレントゲン写真をスキャンしてパソコンに移し、画像に色を付けるのです。彼の作品は、花や魚、鳥や爬虫類、そして猿などの内部が、いかに複雑にできているかを表します。

霊の定期検診

病気の早期発見のために、定期検診が奨励されます。霊の健康状態も同様なので、最も大切な戒めとイエスが言われたみことばに照らして調べましょう(マコ12:30)。

なるほど!

友だちが会ったばかりの男性のことを「あなたにピッタリよ」と言いました。その人は親切で、優しい目でにっこり微笑むと言います。そして会ってみると、彼女の言うとおりでした。その男性は今では私の夫です。なるほど!どうりで彼が大好きなわけです。

言行一致

大学で教えている学生から、切羽詰まったメールが届きました。学期末が近づいたところで、そんな成績では来期は部活に入れてもらえないと気づいたのです。さてどうしましょう。彼には未提出の課題がありました。そこで、2日の有余を与えるので課題を仕上げるように返信しました。彼は「ありがとうございます。そのようにします」と答えました。ところが、2日経ってもなしのつぶてです。その学生は言行不一致でした。

愛の南京錠

恋人たちが永遠の愛の象徴として、自分たちの名前を刻んだ南京錠を門や橋などの公共設備にかける「愛の南京錠」という儀式が、フランス、中国、オーストリア、チェコ、セルビア、スペイン、メキシコ、北アイルランドなど、世界中に広がっています。公共施設を管理する人たちの中には、これは迷惑行為だと言う人がいます。あまりにも多くの南京錠が付けられて、事故にでもなったら大変だと不快に思います。一方で、これは献身的な愛の表現であり、美しい芸術だと捉える人もいます。

愛という動機

ボビー・ジョーンズは1920年代のゴルフ界をリードしましたが、プロではありませんでした。「ボビー・ジョーンズ~球聖とよばれた男」という映画の中で、いつになったらプロに転向して金を稼ぐのかと質問される場面があります。その問いに対してジョーンズは、「アマチュア」という単語が「愛する」という意味のラテン語amoに由来することを説明します。彼の答えは明白でした。彼がゴルフをするのは、ゴルフを愛していたからです。

素晴らしい!

出張帰りの山田さんは、子どもたちにお土産を買おうとしましたが、店員は高価な品ばかりを勧めます。「もう少し手頃な物はありませんか」と尋ねると、ケチだと言わんばかりのいやみを言われました。しかし、どんな土産でも子どもたちは喜んでくれます。愛の心で買って帰るからです。もちろん、今回の土産も大好評でした。

耳を傾ける

ジョイス・ハゲットは「耳を傾ける」という本の中で、苦境にある人の話をよく聞き、適切に応答することを学ばなくてはならないと述べています。ジョイスは苦境にある人たちから「助けてくれてありがとう」と言われる経験を何度もしたそうです。しかし彼女は言います。「私はほとんど何もしていません。ただ話を聞いただけです。私はやがて、人を助ける一番の方法は、黙って聞くことだと思うようになりました」と語っています。