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うわさを止める

英国のケンブリッジのホーリートリニティ教会の牧師に任命されてから、チャールズ・シメオン(1759-1836年)は、何年も抵抗にさらされました。会衆の大多数はシメオンではなく、当時の副牧師を就任させたかったからです。彼らはうわさを流したり、礼拝をボイコットしたり、彼を教会堂から閉め出したりさえしました。しかし、聖霊に満たされたいと願ったシメオンは、ある原則を定め、それに従うことでゴシップに耐えました。そのひとつは、完全な真実でない限り、どんなうわさも信じないこと。もうひとつは、「別の側面から見れば、全く別の物語になると常に信じる」ことです。

しっかり見る

小説家のマーク・トウェインは、人生の何を見るか、またどう見るかが、次のステップ、ひいては運命さえ左右すると言います。「想像力のピントがずれている時は、自分の目は信用できない」と語ります。

エレベーターを修理する

セーラは稀な疾患で関節が外れやすいので電動車椅子が必要です。ある日、電車で会合に行こうとすると、駅のエレベーターが故障していました。エレベーターのある別の駅までは車で40分だと言われ、タクシーを呼びましたが、一向に現れず、外出を諦めました。残念ながら、こんなことはしょっちゅうです。エレベーターの故障で電車に乗れなかったり、障害者用スロープ板を忘れられて、電車から降りられなかったり、駅員に邪見にされて泣きたくなることもよくあります。

だまされないで

ビワハゴロモは、カメムシの仲間の美しい昆虫です。斑点模様の羽の下に真っ赤な羽があり、飛ぶと見え隠れします。しかし、その美しさは偽りです。2014年に米国で見つかりましたが、環境と経済にダメージを与える病害虫です。さくらんぼなどの果樹を含むあらゆる樹木の内部を食べ、粘液を分泌し、それがカビを発生させるので、木は枯れたり、果実をつけなくなったりします。

精一杯する

フィットネス業界で「スケーリング」というと、自分のレベルで参加できるように調整するという意味です。例えば、腕立て伏せを10回できる人もいますが、私のように4回が精一杯の人もいます。すると、インストラクターは言います。「全力でその4回を行いましょう。人と比べないで。今の自分にできることを根気よく続けましょう。やがて、7回、10回とできるようになりますよ!」皆が同じレベルでなくとも、同じ方向を目指せるのです。

仕事と情け

友だちのエレンは給与計算の仕事をしています。複雑ではない仕事に思われがちですが、必要な情報が遅れて来ることがあります。そんな時は、長時間の残業をして、給与の支払いが遅れないようにします。その給与で食品や薬を買ったり、家賃やローンを払ったりする社員やその家族のことを思い、残業は強制ではないのにそうするのです。

別れと出会い

弟のデービッドが心不全で突然亡くなって、私の人生観は一変しました。彼は、7人兄弟の4番目でしたが、一番先に逝ってしまいました。予期せぬ死別は、私に熟考を促しました。歳を重ねると、家族にとって、将来は得ることより失うことが多いのは明らかです。出会いと同じくらい別れがやってくるでしょう。

優しいヒレ

ある海洋生物学者がクック諸島沿岸で泳いでいると、突然、体重20トン以上のザトウクジラが現れ、ヒレの下に彼女を巻き込みました。彼女は万事休すと思いましたが、クジラはゆっくり旋回した後、彼女を放しました。その時、付近から離れ去るイタチザメの姿が目に映ったのです。彼女はクジラが自分を守ろうとしていたと信じています。

励ましの日

災害の際に初動活動をする人たちは、連日、勇気をふるい、献身的に働きます。2001年、何千人もの死傷者を出した米国の同時多発テロ事件では、400人以上の救急隊員が命を落としました。この人たちに敬意を表すために、米国上院は9月12日を「励ましの日」として国家の記念日に制定しました。