Category  |  キリストのように生きる

すべての良きこと

金曜日の夕方に家族で見るニュース番組は、明るい話題で締めくくられます。例えば、新型コロナウィルスに罹患したレポーターが完全に回復し、他の患者の治療のために、血しょう成分献血を行った話題です。当時は、抗体の効果について結論が出る前で、多くの人が無力感に襲われていました。しかし、彼女は「可能性が無い訳ではないのだから、献血の痛みは大した犠牲じゃない」と思ったそうです。

歪んだ正義

プロ野球の2018年のシーズン中、チームのコーチが、ダッグアウト脇にいた少年に向けてボールを投げると、横から男性がそれをキャッチしました。その動画はSNSで瞬く間に拡散し、その人は集中砲火を浴びましたが、人々は事の全容を知りませんでした。実はその少し前、男性は少年がファウル・ボールを捕れるように助けたので、次にボールが来たら彼のものだと約束していたのです。残念ながら、その事実が報道されるまでに丸1日かかり、無実の人が悪口雑言にさらされました。

キリストのかおり

子どもの頃、親友の祖父がテキサス州ロメタ近郊で牧場主をしていました。彼が用事で町に出かけると、よくついていきました。知り合いとおしゃべりをする間もそばにいて、彼がその人たちの名前や境遇を覚えているのが分かりました。彼はあちこちで立ち止まり、病気の子どもや夫婦関係の難しい人を励ましていました。ふさわしいと思えば聖書のみことばを分かち合い、祈ることもありました。私にとって忘れられない人です。信仰を押しつけることはありませんが、彼が去った後には、信仰の余韻が残っていました。

復讐しない

その人は朝一番、軽トラで畑の点検に出かけました。すると、一番遠くの畑にまたしても大量のゴミが捨てられていました。人目を盗んで不法投棄をする人がいるのです。彼は怒りで頭に血が上りました。仕方なく生ゴミ袋を回収していると、犯人の住所が印刷された封筒を見つけました。復讐する絶好のチャンスです。その夜、彼は犯人の家に行き、その庭に畑に捨てられていたゴミだけではなく、自分のゴミまでもばらまいて帰ってきました。

イエスと共に歩く

アメリカ西部のジョン・ミューア・トレイルは、累計標高差約14,000メートルのハイキング道で、川を渡り、湖や森を周回し、全長は約340キロメートル。ハイカーの必需品は、地図、防水靴、そして適切な量の食料です。全行程の踏破には約3週間かかるので、食料が多すぎれば重くて力尽きます。少なすぎれば必要な体力を保てません。

神の恵みで成長する

英国の説教者チャールズ・H・スポルジョン(1834-1892年)は全力で人生を駆け抜けました。19歳で牧師になり、まもなく千人以上の会衆に説教しました。自ら編さんした説教集は63巻にのぼり、注解書や祈りの本の執筆、慈善事業も行いました。また、毎週6冊もの本を読みました。彼は礼拝説教で「何もしないのは罪の中でも最悪の罪だ…なぜなら、他のほとんどの罪を含むから…。いまわしい怠惰よ。神よ、その罪を犯さないように助けてください」と述べました。

立派な生活態度

オーストラリアの外科医キャサリン・ハムリンについて、彼女の死亡記事を読んで初めて知りました。キャサリンは夫とともに、世界で唯一の産科瘻孔の専門病院をエチオピアに設立しました。産科瘻孔(さんかろうこう フィスチュラ)は、肉体だけでなく精神的にも大きなダメージを女性に与えます。出産によって産道に穴が出来る疾患で、発展途上国で多くみられます。キャサリンはこの病気に悩む6万人以上の女性の治療を監督したといいます。

輝く星

子どもの頃、父と家で天体観測をしました。交互に望遠鏡をのぞき、目を細めて、チラチラ光る青白い星を見つめました。熱と炎から生まれた光は、針の先ほどの大きさですが、漆黒の闇の中で鮮やかです。

忠告を聞き入れる

リンカーン大統領は、南北戦争時、ある政治家に忖度して、ひとつの連隊に移動命令を出しました。ところが、陸軍長官エドウィン・スタントンは、大統領は愚かだと言って、その命令を拒絶しました。それを聞いた大統領は「スタントンがそう言うのなら、間違いない。彼はいつも正しいから。もう少し考えてみよう」と言いました。そして、話し合いによって重大な間違いに気付き、躊躇せずに命令を撤回しました。彼は、自分の意見に固執しないことで、愚かでなかったことを証明しました。部下がとなえた異議に耳を傾け、熟慮して自分の意見を変えました。