Category  |  キリストのように生きる

ライオンと共生する

シカゴの博物館で、現存する「バビロンのライオン」の壁画のひとつを見ました。それは翼を持ったどう猛なライオンの姿を描いたものでした。このライオンはバビロニア帝国の愛と戦いの女神イシュタルの象徴です。紀元前604年~562年の間、バビロニア帝国の道路の脇に、これと同じような壁画が120も並べられていたと言われています。

甘い香り

作家のリタ・スノーデンが、英国ドーバーのカフェの庭でお茶を飲んでいると、甘い香りが漂ってきました。どこから来るのかと店の人に尋ねると、道行く人からだと言います。村人のほとんどが近くの香水工場で働いているので、仕事帰りの人が道を通ると、残り香が漂って来るのだそうです。

聖人通り

夫婦でロンドンを歩いているとき「聖人通り」という名前の道に出くわしました。そこに昔、神のように聖(きよ)く正しく生きた人が、その道沿いの家に住んでいたというのが、この名前の由来だそうです。私は旧約聖書の一節を思い出しました。

小さな火

トーマス・ファリナーがプディング通りで営むパン屋から火が出たのは、1666年9月の日曜日の夜でした。小さな火でしたが次々に燃え広がり、ロンドンは大火に包まれました。市の80%が破壊され、7万人を超える人が家を失いました。小さな火が多大な損害をもたらしました。

驚きの面接

混雑したロンドンの通勤電車で、自分に触れた乗客に罵声を浴びせた人がいました。不快ながらも有りがちなこのできごとですが、これには予期せぬ展開が待っていました。ある会社の人事部長が「採用面接に…」と、その日の午後にSNSでつぶやきました。世界中の人が苦笑いでそれを読んだことでしょう。仕事の面接に行ったら、朝、電車で罵倒した相手が面接官だったのです。

肖像画を描く

ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーには、チャーチルの肖像画166点、シェークスピアの肖像画94点、ワシントンの肖像画20点等、貴重な絵画が保存されています。また、これが本当の姿だろうかと思うような昔の絵もあります。例えば、スコットランドの勇士ウィリアム・ウォレス(1270-1305)の肖像画は8点ありますが、彼の写真は当然ありません。ウォレスの姿が忠実に描かれているか否か、分かる術はありません。

差別せずに親切にする

米国の作家、アン•ハーバートは1982年、レストランのランチョンマットに、「見返りを求めない小さな親切を、時や場所、相手を限定せずに実践しよう」と走り書きしました。この言葉は多くの人の共感を呼び、読み物や映画や文学を通じても普及しました。

素朴な言葉の力

父の病室に笑い声が響いていました。見舞客は、初老のトラック運転手ふたり、元演歌歌手、町工場の熟練工、農家の主婦ふたり、そして私です。

光の中で生きる

暗い朝でした。はがね色の雲が低く垂れ込め、部屋は薄暗かったので、明かりをつけて本を読み出しました。しかし、ちょうどその時、突然部屋が明るくなりました。外を見ると、風が東に雲を押しやって、切れ間から太陽がのぞいていました。空の様子をもっと見ようと窓に近づくと、「やみが消え去り、まことの光がすでに輝いているからです」(Ⅰヨハ2:8)という聖書の一節が心に浮かびました。