災難に続く道
朝の散歩をしていると、進行方向と逆に駐車している車に気付きました。運転席の人は酔って寝ているようで、危険なことをしている認識がありません。一刻も早く、この状況を変える行動が必要です。私は、やっとのことで運転手を起こし、助手席に移ってもらい、私がハンドルを握って車を安全な場所に移動させました。
イエスのために走る
陸上の100メートル走といえば、世界記録保持者のウサイン・ボルト選手を想起するかもしれません。しかし、ジュリア・ホーキンスも忘れてはいけません。彼女は、2021年、ルイジアナ州のシニア大会の100メートル走で優勝しました。タイムはボルトの9秒58よりも少し遅い62秒だったのですが、当時彼女は105歳でした。
イエスの品性
イギリス軍の軍曹スコットは、アフガニスタンの過酷な戦闘によって心身を病みました。当時、自分は闇の中にいたと語ります。しかし、イエスと出会い、このお方に従い出すと彼は劇的に変わりました。今では、主の愛を皆に、特に「インヴィクタス・ゲーム」で競い合う人々に分かち合おうとしています。「インヴィクタス・ゲーム」とは、負傷や退役をした元兵士たちが競う国際スポーツイベントです。
捜索救難活動
知り合い数人は、悪天候の予報が外れることを願って、プレジャーボートで英仏海峡に向かいました。しかし、強風と高波で危険を感じ、無線で王立救命艇協会(通称RNLI)に救助を求めました。不安な時間の後、遠くに救助船が見えると、もう大丈夫だと思い安堵(あんど)しました。後に、その一人が感謝しながらこう言っています。「人が海のルールを守るか否かにかかわらず、RNLIは救助にやって来てくれる」と。
囚人
アメリカンフットボールのスター選手がステージに立ちました。そこはスタジアムではなく、フロリダ州のエバーグレーズ刑務所です。彼は約300人の受刑者を前にイザヤ書の一部を読みました。そこにあったのは、有名選手に対する熱狂ではなく、多くの傷ついたたましいのうめきでした。その時、神は獄中に来られました。その場にいた同行者のツイートによると、「礼拝と賛美の渦に包まれた」といいます。受刑者たちは、共に泣きながら祈り、27人がキリストに人生をささげました。
キリストにある仕上げ人となる
バーバラは、ひ孫のイーサンにセーターを編んでいましたが、完成できずに亡くなりました。それを完成したのは「仕上げ人」です。彼女たちは手芸愛好家のボランティアで、制作途上で召された人と遺族をつなぎます。自分の時間と技術を差し出し、愛を込めて作品を仕上げることで、遺族の心は慰められます。
勝利のゴール
プロサッカーの国際的なスター選手、クリスティアン・アツは、2023年2月5日、トルコで行われた試合で決勝ゴールを決めました。子ども時分は、母国ガーナで、裸足で走りながらサッカーを覚えたそうです。彼はキリスト者で、「イエスは僕の人生に起こった最高の出来事」と語りました。自分の信仰を率直に語り、聖書の一節をSNSに投稿したり、孤児のための学校に資金援助をしたりなど、信仰を行動に移す人でした。しかし、勝利のゴールの翌日、アンタキア市を大地震が襲いました。クリスティアンが住んでいた建物は倒壊し、彼は救い主のもとへ旅立ちました。
限りある人生
ジョン・ハーパー牧師は、1912年4月、氷山に衝突したタイタニック号の乗客でした。彼は救命ボートの席を6歳の娘のために確保した後、救命胴衣を人に譲り、聞く耳を持つ人に福音を伝えました。船が沈没し、数百人が来る宛てのない助けを波間で待っている間、次から次へ人のもとに泳いでいき、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも……救われます」(使16:31)と語りました。
神の御業を語る
宣教師となって太平洋の島で仕えている大学時代の友人ビル・トバイアスが、一獲千金を求めて故郷を離れた後、回心してイエスの救いを信じた若者の話をしてくれました。彼は魔術に翻弄(ほんろう)される故郷の人々に福音を伝えてくれる宣教師を探してビルの所に来たそうです。しかし、ビルは「主があなたに、どんなに大きなことをしてくださったか……を知らせなさい」(マコ5:19参照)と告げ、若者は言われたとおりにしました。