孤独問題担当国務大臣
ベッツィーは夫の死後、ほぼ毎日、自分のアパートでテレビを見たり、お茶を飲んだりし、ひとりで過ごしてきました。彼女だけではありません。英国では人口の15%に当たる900万人以上の人が、常に、あるいは頻繁に「孤独を感じる」と言っており、イギリス政府は支援策を講じるために孤独問題担当国務大臣を任命しました。
近所の向こうに
ハリケーン・ハービーが、2017年の夏、メキシコ湾岸地域を直撃し、多大な犠牲と損失をもたらしました。多くの人が、被災者に、食料や水、衣類や宿泊場所などを提供しました。
新しい計画
考古学者のワーウィック・ロドウェル博士は、引退の準備をしている時に、英国のリッチフィールド大聖堂で重大な発見をしました。建築業者が工事前の発掘作業のために床を慎重に掘っていたときに、1,200年前のものと思われる大天使ガブリエルの像を発見したのです。博士の引退は延期され、新たな興奮に満ちた多忙な人生が始まりました。
最も小さい者に仕える
山火事が迫る中、男性が高速道路の脇にひざまずき、手を打って必死に何かを呼んでいました。犬を呼んでいるのかなと思った瞬間、ウサギがピョンと跳び出しました。男性はおびえたウサギを抱き上げ助けてあげました。このような小動物の救出シーンが、全国ニュースになるのはなぜでしょう。人は小さなものをいとおしむことに心惹かれます。しかし、小さなものを慈しむには大きな心が必要です。
心の平安
アメリカンフットボールのプロ選手だったジェリー・クラマーは、現役を引退してから45年間、最高の栄誉である殿堂入りを果たせずにいました。その他の数々の栄誉には浴しているのに、これだけは願いがかないません。ノミネートは10回を数えました。クラマーは、度重なる失望にもかかわらず、品位を感じさせる謙遜な態度で「ナショナル・ フットボール・リーグは、私の人生に多くのものを与えてくれました。ですから、自分がもらえないものを取り上げて、憤慨したり怒ったりするのは愚かなことです」と言いました。
良い知らせを宣べ伝える
イラン人の留学生アルマンが「名前は?」と尋ねたので「エステラです」と答えると、にっこりして「私の母語、ペルシア語でも『セテラ』という似た名前があります」と言いました。この会話が素晴らしい方向に向かいました。私は、名前の由来が聖書に登場する現在のイラン、当時のペルシヤの女王、ユダヤ人のエステルだと話しました。そして彼女の物語から始めて、イエスの福音を伝えました。アルマンはこれをきっかけにキリストについて知ろうと、毎週開かれているバイブルスタディー に通い始めました。
予想外の勝者
平昌で2018年に開かれた冬季オリンピックで人々を一番驚かせたのは、スノーボードの世界チャンピオン、チェコ代表のエステル・レデツカが、別の種目で金メダルをとったことかもしれません。26番スタートの選手が、この偉業を成し遂げると、誰が予想したでしょう。
最高の贈り物
友人のバーバラは長年、多くのカードや思いやりのあるプレゼントをくれました。キリストを救い主として受け入れたときは、聖書をもらいました。彼女は「毎日、神のそばで、聖書を読み、祈り、信頼と従順を育むことで、神のみそばを歩み、霊性を成長させることができる」と教えてくれました。神を深く知ることができるように導いてもらったおかげで、私の人生は変わりました。
明るい光
私たちの教会のグループは2015年の夏、ナイロビのスラムのひとつ、マタレを訪れてショックを受けました。学校は、土の床、錆びた金属の塀、木の腰掛けという状況でしたが、その貧しい環境の中に、際立った人物がいました。名前はブリリアント。聡明、輝き、という意味のその名は、彼女にぴったりでした。ブリリアントは小学校の教師で、その使命に相応しい決意と喜びが見えました。カラフルな服に身を包んで、子どもたちを教え、励ます姿は、喜びに満ちて素晴らしいものでした。