忍耐強く
放送局の社員だった小国士朗(おぐにしろう)氏は、認知症の高齢者のグループホームを訪問し、そこで皆の間違いを受け入れる姿に感動しました。それをきっかけに、寛容さと多様性を一緒に学ぼうと明るく啓発する方法を考え、その豊かな発想力と創造性によって「注文をまちがえる料理店」というイベントを開催しました。これは、ホールスタッフ全員が認知症患者で、それゆえ、注文を間違えるかもしれない、という一風変わったイベント型レストランです。注文を取る人全員が、記憶障害を抱えています。顧客の37%が注文通りの料理を食べられなかったというので、飲食店の常識からいえば失敗でしょう。しかし、お客は、それを承知で来ているので、「びっくり」の後には、「ごめんなさい」と大笑い。客は満足して帰っていきます。
素晴らしい仲間
レイチェルは、3年間、教会を転々とした後、「普通」の教会では与えてもらえなかったものを提供してくれる聖研グループを見つけました。それは「共同体」です。レイチェルは、ろう者(聴覚障害者)です。世界中の多くのろう者は、同じような課題を抱えています。このグループは、YouTubeでろう者の教会の礼拝を見て、説教について話し合い、食事を共にし、共同体を作ろうとしています。彼らは、レイチェルにとって、聖霊を通して交わる家族です。
信仰が成熟する集い
カリフォルニア州モントレー湾で、15頭のカマイルカが2000頭以上のイルカの大群に加わるところが目撃されました。イルカは、種類の違う個体が集まって群れを作り、捕食者から身を守ったり、交流したりすることがあります。それでも、これほど大規模な群れは、めったに見られません。
最も重要なこと
フランス革命の最中、暴徒によって処刑されたファヴラ侯爵トマ・ド・マイは死刑執行令状を見せられて「誤字が三つもある」と語ったそうです。それが本当ならば、彼はより深刻な問題、すなわち、自身に迫る死を完全に無視したことになります。
祈りという助け合い
ハイエナの群れが孤独な雌ライオンを囲み攻撃しました。ライオンは必死に反撃して敵を追い払おうとするもついに倒れ、ハイエナが一斉に群がったその時、別の雌ライオンが駆け付けました。数秒後、さらに3頭が助太刀し、ハイエナが去るまで徹底的に抵抗しました。その後、更なる襲来に備えるかのように、並んで立って地平線を見渡しました。
ゾウの助け合い
ある夜、ケニアのゾウ保護施設に、子ゾウが井戸に落ちたと救助要請がありました。救助チームが出動すると、鼻の3分の2をハイエナに食べられた子ゾウが、暗闇の中で絶望の叫びを上げていました。安全な保護区に移送された子ゾウは、ロングロと名付けられました。「切断されたもの」という意味です。ロングロは癒やされ、鼻が3分の1しかなくても保護区で群れの仲間になりました。ゾウは本能的にお互いの必要性を認識しているので、助け合うのです。
キリスト者の支え合い
あるランナーは、ロンドン・マラソンに出場した時、大きなレースは単独で走らない方がよいと学びました。彼は、十分に練習し、完走できると思っていましたが、ゴール直前で疲労のあまり倒れそうになりました。しかし、隣にいた二人のランナーが、彼の腕を両側から支えてくれ、そのおかげでゴールできました。
他国人ではない
紛争国の難民キャンプから新しい国に行った時、彼女の在留カードには「エイリアン(他国人)」というスタンプが押されました。「ここには所属していない」という言葉に、8歳の少女の心は打ち砕かれました。
キリストを土台に
英語には動物の群れを示す単語が異なる場合があります。例えば、羊の群れはflock(フロック)、牛などの大型動物の群れはherd(ハード)です。そしてミヤマガラスの群れは、building(ビルディング)と形容されます。