Category  |  祈り

騒ぐ心、誠実な祈り

キング牧師の自宅は、1957年1月、爆破されました。その3日前、彼の一生を変える出来事が起こりました。彼は脅迫電話を受け、公民権運動からの撤退を思い巡らしていました。その時、心の底から祈りが湧き上がってきました。「私は正しいと信じることのために立ち上がりました。しかし今は怖いです。何も残っていません。もう独りでは立ち向かえません」。祈りの後、静かな確信が生まれました。キング牧師は述べています。「ほぼ即座に恐怖が消えていきました。疑念も消え、どんなことにでも立ち向かう準備ができました」

名刺と祈り

最近、事故で夫を失った女性は、生命保険金の申請のために事故に関する資料が必要でした。しかし、協力を約束してくれた警察官の名刺を紛失してしまい不安でした。彼女は神の助けを求めて祈りました。ほどなくして、彼女は教会にいました。窓際を歩いていると、窓台の上にその名刺があったのです。どうやってそこにたどり着いたのでしょう。しかし、なぜかは分かりました。彼女が真剣に祈ったからです。当然です。聖書は、神が私たちの願いに耳を傾けられると述べているのですから。使徒ペテロも「主の目は正しい人たちの上にあり、主の耳は彼らの叫びに傾けられる」(Ⅰペテ3:12)と語ります。

祈りによって愛す

ジョンは厄介な人でした。怒りっぽくて、要求が多く、横柄な態度が目立ちました。教会スタッフの仕事ぶりにケチをつけ、人に奉仕していないと文句ばかり言います。正直、好きになれない人でした。

第一に

一日が走り出しました。ベッドから飛び起き、その日の仕事に取り掛かります。子どもたちを学校に送って職場に行き、すごい勢いでやることリストを作りました。仕事とプライベート両方のすべきことが、雪崩のように襲ってきます。……13.雑誌記事の編集、14.事務所の掃除、15.戦略会議、16.ブログの更新、17.地下室の掃除、18.祈り。ここまで来て、神の助けが必要だと思い出しました。しかし、これほど追い詰められるまで、自分の勢いだけで頑張っているとは気付きませんでした。

本音を語る

教会の友人からこんなメールが届きました。「今月のケアグループは、ヤコブ5章16節を実践するのはどうでしょう。互いに断罪せず秘密も守るという安全な環境を作り、互いを信頼して罪の葛藤を告白し、お互いのために祈るのです」。一瞬、どうしようと思いました。私たちのスモールグループは旧知の間柄でしたが、互いの心の傷や罪の葛藤を率直に分かち合ったことはありません。結局のところ、自分を守っていなければ怖いのです。

静寂が必要

ウエストバージニア州グリーンバンクは、起伏に富んだアパラチア山脈沿いの小さな町です。何の変哲もありませんが、ある一点だけ違っています。住民142人全員がWi-Fiにつながっていないのです。グリーンバンク天文台の電波望遠鏡は常に作動しているので、これに対する電波障害を防ぐために、近隣ではWi-Fiや携帯電話の使用が制限されています。グリーンバンクは、北米で最も電波が静寂な地域といえます。

祈るときには必ず

マルコム・クラウトは、2021年、英国のエリザベス女王より、モーンディ・マネー(洗足日下賜金)を授与されました。当時、100歳。生涯で千冊の聖書を配った功績によるものです。彼は聖書を贈った全ての人の名前を記録し、その人たちのために常に祈っていました。

静寂の部屋

静寂を求める人に最適な部屋が米国ミネソタ州ミネアポリスにあります。オーフィールド研究所の無響室(反響の無い部屋)は、全ての音の99.99%を吸収し、「地球上で最も静かな場所」と呼ばれています。この部屋を体験したい人は、音の無い状態に精神がやられないように座ったままでいなければなりません。この部屋で45分以上過ごせた人は、いまだ無いそうです。

正しい行いをする

刑務所から手紙が来て驚きました。我が家では介助犬候補の子犬たちを預かっていますが、その1匹が「卒業」して、職業実習中の受刑者から訓練を受けていました。手紙は担当の「ジェイソン」からです。彼は過去を後悔しつつも次のように述べました。「スニッカーは、私が訓練した17匹目の犬で、最高です。犬に見つめられると、やっとまともなことができていると思います」