現実の世界
当時17歳だった娘のメリッサを自動車事故で亡くしてから十年以上の歳月が流れましたが、今でも、もし…だったら、あの夜、娘は無事に帰宅していたのではないかと考えてしまうのです。悲しいのですから仕方ありません。
水のほとりの木
川沿いの木は安泰です。夏の日照りや高温を心配する必要はありません。川から水と涼を与えられるので、地にしっかりと根を張り、太陽に向かって枝を伸ばし、生い茂る葉っぱは空気をきれいにします。日差しを避ける人たちに、日陰も提供します。一方、「むろの木」は対照的です(エレ17:6)。雨が降らなくなり、夏の日差しが地を干からびさせると、その木は縮んで実もならず、人のために日陰を作ることもできません。
明日を見る
雲ひとつない青空が大好きです。それは、偉大な創造主の傑作のひとつです。飛行機乗りだったら、どれほど素晴らしいでしょう。航空用語には、飛行最適の空を示すものがいくつかありますが、私のお気に入りは「明日が見える空」というものです。
なんでも知っている
息子夫婦から緊急の連絡が入りました。次男のキャメロンが肺炎になって入院するので、兄のネイサンを幼稚園に迎えに行って欲しいのだそうです。
イエスに寄りかかる
夜に頭を枕に沈めて祈るとき、イエスに寄りかかっていると想像することがあります。そのときは、弟子のヨハネについてのみことばを思い出します。ヨハネ自身が、最後の晩餐の場面を 「弟子のひとりで、イエスが愛しておられた者が、イエスの右側で席に着いていた」と記していますが(ヨハ13:23)、この「イエスが愛しておられた者」とは自分のことです。
試され清められる
シンガーソングライターのメレディス・アンドリュースは、伝道や創作活動、結婚生活や子育てをすべてこなしていこうとして、精神的に追いつめられたと語ります。彼女は当時を振り返り、神に砕かれ、精錬されているようだったと言います。
何一つ欠けない
着替えやお金を持たずに、旅に出ると想像してください。それは、賢明ではないし、恐ろしいことです。しかしイエスは、初めての宣教旅行に出る十二弟子に、「旅のためには、杖一本のほかは、何も持って行ってはいけません。パンも、袋も、胴巻に金も持って行ってはいけません。くつは、はきなさい。しかし、二枚の下着を着てはいけません」と言われました (マコ6:8-9)。
全面的に明け渡す
大学バスケットボールの選手だった時、シーズンの始めにはいつも、コーチのもとで、どんなトレーニングにも全力を尽くそう、と心に誓いました。練習に来てやった、と言わんばかりの態度で練習メニューに注文をつけていては、チームのためになりません。成功したアスリートたちはみな、コーチと強い信頼で結ばれています。チームのために、コーチを信頼してついていこうと覚悟を決めています。
いのちの息
寒い冬の朝、吐く息で遊びながら、娘を学校に送っていきました。私たちは、色々な形の白い息を吐き出しては、声を上げて笑いました。息をしていることを実感でき、また、娘と楽しく過ごせる時間は、神からの贈り物です。