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アマニ

アマニはスワヒリ語で「平和」という意味ですが、テキサス州ダラスの動物園には、「アマニ」という名前のラブラドール・リトリーバーの子犬が、特別な友だちと共に暮らしています。その友だちとは2匹の赤ちゃんチーターです。動物学者たちは、チーターがアマニからリラックスすることを学べるかもしれないと考えて、3匹をいっしょにしました。犬は一般的に、多くの人に囲まれる場にいても神経質になることはありません。それで、いっしょに育てることで、チーターを落ち着かせる効果が期待できるのではないかと考えたのです。

忠実な助け主

父は子どもの頃、農場で育ちました。家の手伝いとして、飼っていた豚に残飯をやらなければなりませんでしたが、この仕事が大嫌いでした。というのも、畜舎に入ったとたん、お腹を減らした豚に押し倒されそうになるからです。忠実なジャーマン・シェパード犬、シュガーベアがお供をしてくれなければ、到底やり遂げられなかったと言います。シュガーベアは父と豚の間に割って入り、父が仕事を終えるまで、豚を押し留めてくれました。

いのちを与える雨

熱波のあった1891年、「起爆家」として知られていたR.G.ダイレンフォースは、絶対に雨を降らせてやろうとテキサス州ミッドランドに降り立ちました。彼は仲間たちと爆発性の気体で膨らませた巨大な風船を放ったり、大砲を打ち上げたり、大量のダイナマイトを爆破させたりして、地と空を爆音で震わせました。少しだが雨が降ったと言う人も幾人かはいましたが、大多数の人は、ただうるさかっただけだと言いました。爆発は音のインパクトこそありましたが、何の効果もありませんでした。

いのちとつながる

モリス・フランク(1908-1980)は、16歳になったときには完全に両眼の視力を失っていました。数年後、彼はスイスに旅して犬のバディと出会います。この出会いは後に、アメリカ初となる盲導犬訓練施設の設立にかかわるきっかけとなりました。

自分のものにする

ミッションスクールで教師とクラブのコーチをしていたことがあります。私は、生徒たちが神と人を愛せるように、また、目的意識をもってキリストを映す人生を歩んでいけるように、彼らを指導しようと努力しました。私の目的は、生徒たちが生涯を通して神のために生きていけるように下ごしらえをすることでした。しかしこれは、生徒自身がイエスを信じ、信仰が生きて働く人生を、聖霊に助けられつつ歩もうと決意してのみ可能です。信仰の決心ができなかった生徒は、卒業して良い影響を受けなくなると、軸がぶれて、もがくようになりました。

通じないを防ぐ

私はもう何年も世界中で聖書を教えてきました。しかし、英語しか話せないので、通訳者とともに奉仕することもあります。彼らは、私が語ろうとしていることをつかみ取り、その国の言葉で語ってくれます。メッセージが聴衆の心に届くか否かは、ずばり通訳者の腕にかかっています。インドネシアのイナワティ、マレーシアのアニー、ブラジルのジーンなど、私の通訳者は、私の言おうとすることがはっきり伝わるように、心を砕いてくれます。

助手大募集

助手という言葉には、一人前ではないというイメージがあります。確かに、電気工や配管工などは、熟練工の助手をしながら見習い修行をします。新人弁護士は、ベテランの助手をしながら経験を積みます。この人たちは、その職業においてそれほど腕が良いわけではないので、見くびられているのかもしれません。しかし、仕事を完成させるためには、彼らの働きも必要です。

導きが必要

アイルランドのゴールウェイにある聖ニコラス教会は、長い歴史を持ち、現在も生き生きと活動する教会です。アイルランドで一番古いその教会は、ある実用的な役割も果たしてきました。教会堂は市街地にそびえ立ち、その尖塔はゴールウェイ港に船を安全に導く目印として用いられています。この教会は何世紀もの間、家路を急ぐ船の乗組員たちにとって、頼れる導き手の役割を果たしてきました。

聖霊の助け

年始に一年の目標を立てる人は少なくありません。もっと貯金しようとか、運動をしようとか、ネットにはまって時間を無駄にしないようにしようとか、色々なことを自分に約束します。私たちは心を新たにして一年を始めます。しかし、慣れ親しんだ習慣に引き戻そうという誘惑があって、それにうっかり負けてしまうときがあります。その回数が徐々に増えると、ついには元通りになってしまいます。まるで、目標など存在しなかったかのようです。