心の手術
私は以前、キャロリンと激しい口論をしましたが和解しました。自分の非を認めたのです。キャロリンは、エゼキエル書の一節を用いて祈ってくれました。「わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石の心を取り除き、肉の心を与える」(36:26)。私は、神の愛に包まれながら、恐れや恨みを切除する心の手術を受けたように感じました。
辛苦を無駄にしない道
その痛みを無駄にしないでね、という彼女の言葉に、急死した彼女の息子の葬儀を司式した過去を思い出しました。彼女は心の痛みを知っています。同時に辛苦を無駄にしない道があることも実体験から分かっていました。神は、ご自分の栄光のために、また、人を助けるために、それを用いることができるのです。
負けるが勝ち
モニカ・ワドワ教授は、勝たないことが、勝つことよりずっと力になると主張します。彼女の研究によれば、人は勝った時でなく、もう少しで勝てそうな時に、最もやる気がみなぎるそうです。もう少しのところで負けると、頑張り続ける原動力をもらい、安易に勝利すると、モチベーションが下がる傾向があると言います。
霊の健康
トレはスポーツジムの常連で、さもありなんという体型です。広い肩幅、隆々とした筋肉、腕の太さは私の太ももほどもあります。その鍛えられた肉体を見て、彼と信仰の話をしたいと思い、「本気の筋トレは、あなたの信仰と関係がありますか」と尋ねてみました。彼は多くは語りませんでしたが、自分の人生には神がおられると言っていました。打ち解けると、体重180キロで不健康だった頃の写真を見せてくれました。ライフスタイルの変化は、彼の肉体を劇的に変えたのです。
他人事
孫たち四人がプラレールで遊んでいましたが、下の二人が機関車の取り合いを始めました。8歳の兄が仲裁に入ろうとすると、6歳の妹が「放っておきなさいよ」と言いました。一般的には良いアドバイスです。しかし、誰かが泣き出すと、おばあちゃんが出動します。口論している二人を離し、落ち着かせます。
内面から変えられる
ロンドン西部の高層住宅グレンフェルタワーで発生した火災は、死者72名に上る大惨事でした。火の回りを早めた主な原因は、改修工事で採用された外装材と断熱材でした。外側はアルミでしたが、中心は非常に燃えやすいプラスチックでした。
信仰の鍛錬
それは2016年6月、英国のエリザベス女王の90歳の誕生日の祝賀行事の最中でした。女王は馬車に乗り、群衆に手を振って、微動だにしない近衛兵の長い隊列の前を通り過ぎました。暑い日でしたが、兵士たちは黒色のウールのズボン、赤い詰襟のウールの上着、クマの毛皮でつくった巨大な帽子という伝統の制服姿でした。その時、隊列にいた一人の兵士が気絶しました。何と、直立不動の姿勢で1枚の板のように前に倒れ、砂地に顔をつけました。地面に横たわっても、「気をつけ」の姿勢のままでした。
イエスのために走る
陸上の100メートル走といえば、世界記録保持者のウサイン・ボルト選手を想起するかもしれません。しかし、ジュリア・ホーキンスも忘れてはいけません。彼女は、2021年、ルイジアナ州のシニア大会の100メートル走で優勝しました。タイムはボルトの9秒58よりも少し遅い62秒だったのですが、当時彼女は105歳でした。
神の武具
私たち夫婦の趣味はサイクリングです。1年の走行距離は何百キロにもなります。自転車の旅を楽しむために、妻の自転車には走行距離計、前後のライト、私の自転車にはボトルホルダーなどの装備品を付けています。実際、これらがなくても、問題なく毎日走ることができます。追加の装備品は便利ですが、不可欠ではありません。