すぐそばにある治療薬
バハマ諸島の原始林をガイドの説明をメモしながら歩きました。触ると痛痒い発疹ができる黒い樹液を分泌する要注意の木も教えてくれました。しかし、心配は要りません。解毒剤は、すぐそばにあるのです。エレミの木の赤い幹を切って、かぶれたところに樹液を塗ると、すぐによくなると言います。
ただの仕事場?
イングランド北部のランカシャー地方に来て、羊が点在するなだらかな緑の丘を眺めていました。わた雲が澄んだ空を流れていきます。私は感動して深呼吸しました。ところが、宿舎の従業員は言いました。「お客さんたちにそう指摘されるまで、何とも思っていませんでした。これは普通の景色、ただの仕事場だったのです」と言いました。
イエスが戻って来る覚悟
カントリー歌手のティム・マグロウの歌、「死ぬ覚悟で生きろ」に刺激を受けました。余命を宣告された人の、死ぬまでにやっておきたいことにかかわる歌です。彼は、人を大切にし、赦し、優しい言葉づかいを心がけて…と語ります。そして、人生がもうすぐ終わるかのように生きなさい、と勧めます。
信仰に立って
デズモンド・ドスは第二次世界大戦で徴兵されました。しかし、信仰のために銃を取らず、衛生兵として働きました。敵の激しい砲火をかいくぐり、75人の負傷兵を保護するために奮闘したこともあります。彼の物語はドキュメンタリー『良心的兵役拒否者』や映画『ハクソー・リッジ』になりました。
キリスト信仰の英雄たちの中には、アブラハム、モーセ、ダビデ、エリヤ、ペテロ、そしてパウロなど、勇敢な人たちがいます。アリマタヤのヨセフやニコデモのような静かな英雄もいます。彼らは自らの立場を危険にさらしても、十字架に架けられたキリストのからだを引き取り、丁重に葬りました(ヨハ19:40-42)。アリマタヤのヨセフは弟子であることを隠しており、ニコデモはイエスを夜、訪ねたのですから、大胆な変化でした(38-39節)。彼らはイエスがよみがえる前に、信仰者として立ち上がりました。なぜでしょう。
おそらく、イエスの死に方、また、その直後の出来事によって(マタ27:50-54)、自分の信仰を確信し、人に何をされるかより、神に焦点を当てることができたのでしょう。その理由が何だったにせよ、私たちも彼らの模範に従えますように。信仰のために、また他の人のために、勇気をもってリスクを冒すことができますように。
偽りの安心
我が家の愛犬ルパートは、子犬の頃、外出をとても怖がりました。公園に行くときは、引きずるようにして連れていかなければなりません。ある日のこと、私は愚かにもルパートをリードから放してしまいました。すると彼は、安心の我が家に一目散に駆けていきました。
私の回りを囲む盾
有能なワーシップリーダーのポールが亡くなり、教会の人たちは悲しみに暮れました。まだ31歳、ボートの事故でした。ポールと妻デュロンダは、悲しみを知る人たちでした。度重なる流産で、何人もの赤子を墓に葬りました。そこに、ポールまでが葬られるのです。この悲劇は、彼らを愛する人たちにとっても、とどめの一撃のようでした。
成長して知る
交換留学生としてドイツに行けると聞いた時、私は17歳でした。わくわくしましたが、出発までたった3か月。ドイツ語は全くできません。私は猛勉強を開始しました。何時間も机に向かい、単語を手に書いて暗記するほどでした。
すべての名にまさる名
アントニオ・ストラディバリ(1644年~1737年)は、音楽界のレジェンドです。彼が制作したバイオリン、チェロとヴィオラは、それぞれに名前がつけられるほど高い評価を受けています。例えば、メシア・サラブーエ・ストラディバリウス。バイオリン奏者のヨーゼフ・ヨアヒム(1831年~1907年)は、それで演奏した後に「このストラディ。独特なメシアの音色は、美しさと高貴さが一体となって記憶の中に何度もよみがえる」と記しました。
ぶどうの木に
エマは長い間、家族の介護をしています。暗い冬の後、春が来て、ケンブリッジの自宅近くの桜の木の下を通るたびに励まされました。ピンク色の花の上に白いつぼみがほころんでいました。ある庭師が、白い花の木を接ぎ木したのです。その珍しい木を通り過ぎたとき、エマはイエスのぶどうの木のみことばを思い出しました(ヨハ15:1-8)。