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信頼できる声

ニューヨークタイムズ紙のコラムニスト、ケビン•ルースは、新しいAI(人工知能)を試していて不安になりました。自動応答機能を使った2時間の会話の中で、AIは開発者の厳格なルールを破り、誤情報を広め、人間になりたいと語りました。ルースを愛していると告白し、妻と別れて一緒になるよう説得を試みました。彼は、AIが生き物ではなく感情も持っていないと知っていましたが、悪用されたら、どれほどの害をもたらすだろうと思いました。

あわれみの示し方

教会役員のハロルドと妻のパムの家に招かれ、嬉しくも不安でした。聖書に反することも教える大学の聖書研究会に行ったからです。叱られるのかしらと思いました。

主の道に踏みとどまる

灰色のガンダルフが白のサルマンを問い詰めると、彼の離脱が明らかになります。彼は中つ国を邪悪なサウロンから守る任務を捨て、あろうことか、サウロンと同盟を結んでいたのです。J・R・R・トールキンの名作の映画化『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』の一場面です。その後、二人は善悪の壮大な戦いを繰り広げます。サルマンが正しい道に踏みとどまってさえいれば……。

盗んだ菓子は苦い

ドイツで20トン以上のチョコレートを積んだ冷蔵トレーラーが盗まれました。1千万円以上のチョコレートです。地元警察は、非正規のルートで大量のチョコレートを取引する者がいたら通報するようにと、住民に要請しました。犯人は大量の甘いものを盗みましたが、逮捕、起訴されれば、間違いなく不本意な苦い報いを受けるでしょう。

選択は大切

ダミアン牧師は、2人の終末期の患者を訪問する予定でした。1人は愛する家族に囲まれていました。損得勘定なく地域に仕え、人々に敬愛されていました。キリスト者の友人・知人も病室を訪ね、そこには賛美と祈り、希望が満ちていました。もう1人は教会員の親戚でした。かたくなな態度で荒れた人生を送り、愚かな判断や行動によって、家族に自堕落な生活をさせていました。それぞれの人生を選んだ2人の病室の雰囲気は、その選択を反映していました。

満足をくれるのは唯一神

大きなエビ、肉料理、サラダ等、10万円を超えるごちそうが届きましたが、その家の主人はパーティーをしていたわけではありません。料理を頼んでさえいませんでした。親のスマホで遊ばせていた6歳の息子が注文したのです。「どうしてそんなことをしたの?」と布団に潜っている息子に尋ねると、彼は「お腹が空いていたの」と答えました。少年の食欲と未熟さがとんだ散財を招きました。

神に献げる

ジャドソン・バン・デーフェンテルは美術教師になりました。しかし、教会での働きに感心した人たちが伝道者になるべきだと言い、彼も召命を感じました。でも美術教師の仕事が大好きなのです。彼は葛藤の末、次のように記しました。「ついに、人生の転換点が来た、私は全てを献げた」と。

神に従う選択

イギリスの日刊紙『デイリー・ミラー』によると、平均的な人は生涯に77万3618の決断をし、その内の14万3262に後悔するのだそうです。この数値がどのように算出されたかは分かりませんが、人生に数限りない決断の時があることは明白です。どんな決断にも結果があり、重大な結末に至る場合もあることを思うと、決断の回数の多さに身がすくんでしまうかもしれません。

分かれ道におられる神

数日体調が悪かった夫が高熱を出したので病院に行くと、即入院になりました。日が経つと徐々に回復しましたが、退院できるほどではありません。私は選択を迫られました。大きな仕事のために出張する予定になっていたからです。夫は大丈夫だと言ってくれましたが、私の心は彼と仕事の間で揺れ動きました。