神のメッセージ
遠方で会議に出席中、「お伝えしたいことがございます」と会場係からメモを手渡されました。何ごとかと一瞬ドキッとしましたが、甥っ子が誕生したとのメッセージ。大喜びしました。
身代わりのイエス
裕福な20歳の若者が公道でカーレースをして歩行者をはねて死亡させました。3年の実刑判決を受けましたが、裁判に出廷し、懲役に服した男は、金で雇われた身代わりだったようです。その国では容姿の似た人を雇って服役逃れが行われることがあるのです。ひどい話です。
新しい愛の命令
イギリス王室は、13世紀から続く伝統に則って、グッドフライデーの前日、洗足木曜日に貧しい人々に贈り物をします。その行為を表す言葉は、ラテン語の「命令」から派生します。そして、その祝すべき命令とは、イエスが十字架の前夜にお与えになった次の新しい命令です。「互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハ13:34)
実のあるキリスト者
シンディは非営利団体に転職し、違いを生む仕事に関われると興奮していました。しかし、同僚たちの熱意の無さやパフォーマンスの低さに失望しました。遠目には素晴らしくても、近くで見るとがっかりでした。
基本を見誤る
マクドナルド社は、クォーターパウンダー・バーガー(4分の1ポンド、約113グラム)でファストフード界を席巻していました。競合店のA&Wは、1980年代、より大きいサードパウンド・バーガー(3分の1ポンド、約151グラム)を同価格で販売し、追い落としを試みました。ブラインドテスト(目隠しで味を比べる消費者調査)では何度も好成績を収めましたが、発売後は客に見向きもされず失敗しました。調査の結果、原因は消費者の誤解でした。サードパウンド・バーガーはクォーターパウンダーより小さいと勘違いしたのです。
人を愛して神を愛する
アルバ家はまれな体験をしました。13カ月の間に2組の一卵性双生児が生まれたのです。仕事と育児の両立はどうなったでしょう。家族や友だちが助けてくれました。夫婦の親が1組ずつ預かってくれたので、彼らは仕事を続け、健康保険料も支払えました。1年分のオムツを無償で提供してくれた会社もありました。同僚は自分たちの有給休暇を提供しました。夫婦は「みんながいたから何とかなった」と語りました。実際、インタビューの最中も、司会者の1人が走り回る幼児の世話をしていました。
イエスによるルネサンス
レオナルド・ダビンチはルネサンスの巨人で多大な業績を残しました。しかし日記には「私たちの惨めな時代」と記し、人は「どんな記憶も残さず」死ぬと嘆きました。また「生き方を学んでいると思う一方で、死に方を学んでいた」と述べました。本人が思う以上に真理に近かったようです。
皆に愛される訳
飛行機で隣り合わせた女性は無宗教の移民だそうですが、近所の人たちは教会に行くと言います。それでどうですか、と尋ねると、とても恩返しできないと言いました。障害者の父親のためにスロープを作ったり、介護ベッドなどを提供したりしてくれたそうです。「あんなに親切になれるなら、みんなクリスチャンになるべきです」と言いました。
もう一段、進んだ愛
なぜ競合店を助けたのでしょう。ウィスコンシン州のレストラン経営者アドルフォにとって、それは同業者たちを励ますためでした。コロナ禍の営業規制の中、アドルフォ自身、苦境にありました。しかし、地元の会社の太っ腹な行為に触発され、自腹で30万円相当の食事券を買いました。それを来店客に贈り、近隣の別のレストランにも行ってもらうためです。彼の行為は、口先だけでなく行いを伴った愛でした。