万人受け
第1次世界大戦の終結後、総司令官フェルディナン・フォッシュはべルサイユ条約について「これは平和などではない。たかだか20年の停戦だ」と言いました。それは、全ての戦争を終わらせる戦争が終わった、という俗説の対極でした。その20年2カ月後、第2次世界大戦が勃発しました。彼は正しかったのです。
神から賜ったもの
大学生だった頃、合宿で性格診断が話題になりました。私は、自分のことを「管理者型」とか「広報運動家型」と言う友人たちに戸惑いました。そして、「僕は何でも型だよ」と冗談を言いました。
選択は大切
ダミアン牧師は、2人の終末期の患者を訪問する予定でした。1人は愛する家族に囲まれていました。損得勘定なく地域に仕え、人々に敬愛されていました。キリスト者の友人・知人も病室を訪ね、そこには賛美と祈り、希望が満ちていました。もう1人は教会員の親戚でした。かたくなな態度で荒れた人生を送り、愚かな判断や行動によって、家族に自堕落な生活をさせていました。それぞれの人生を選んだ2人の病室の雰囲気は、その選択を反映していました。
主が立ち止まられる時
病気の猫が私の職場近くで箱に入れられ、何日も鳴いていました。道端に捨てられていたことに、誰も気付きませんでした。しかし、道路清掃員のジュンが見つけ、家に連れ帰りました。彼は2匹の捨て犬と暮らしています。「誰にも気付いてもらえなかったからこそ、彼らを大切にしたいんだ。清掃員も同じ。誰も見ていないからね」と言いました。
神に献げる
ジャドソン・バン・デーフェンテルは美術教師になりました。しかし、教会での働きに感心した人たちが伝道者になるべきだと言い、彼も召命を感じました。でも美術教師の仕事が大好きなのです。彼は葛藤の末、次のように記しました。「ついに、人生の転換点が来た、私は全てを献げた」と。
元気づける言葉
台所にいた娘が「ママ、蜂蜜のなかにハエがいる!」と叫んだので、私は「お酢より蜂蜜の方が、多くのハエが取れる」という格言で冗談っぽく応じました。偶然ハエを蜂蜜で捕まえた初体験の一方で、この格言には知恵が込められていると思いました。つまり、不愉快な態度より優しい言葉のほうが説得力があるということです。
縁の下の力持ち
ホテルに泊まって朝食に行くと、全てが整っていました。ビュッフェ台には食べ物、冷たい飲み物が揃い、食器もナイフやフォークも、全てが完璧でした。
すべてイエスのために
有名な歌手B.J.トーマスは、すさんだ生活を送っていましたが、夫婦でイエスに出会って劇的な変化を遂げました。
永遠のいのち
映画『エバーラスティング~時をさまようタック~』の中で、アンガス・タックが言います。「ウィニー、恐れるべきは死ではなく、実りのない生だ」。この台詞の肝は、タック一族は不老不死で、アンガスは死ねないという点です。青年ジェシー・タックはウィニーと恋に落ち、ずっと一緒にいたいから「君も不死になって」と懇願します。しかし、賢明な父アンガスは、死ななければ幸せというわけではないと悟っていました。