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ジョルディンの旅

ジョルディンは生まれつき目が見えません。しかし、それは彼女が人生を満喫する妨げにはなりません。ドキュメンタリー番組「私の見え方が見えますか?」は、彼女の物語です。ジョルディンは学校の成績も優秀で、多少の助けは借りるものの、夏にはサイクリング、冬にはスキーも楽しみます。

誰が中心か

最近、私は「コペルニクス的瞬間」を経験しました。それは、自分が全宇宙の中心ではないと気づく瞬間です。世界が私の周りを回っているのではありません。私のペースで動いているのでも、私の好みで動いているのでもありません。

計画以上に良い

ハプニングは常に起こります。実際、1日が予定通りに運ぶことはまれで、どうしようもないことが起こって、ものごとが計画どおりに運ばないということが度々あります。病気になったり、交通事情、機器の故障、人間関係、関係者の無礼や怠慢、適切な能力が備わっていないなどのために、予定どおりにことが進まないのです。

神は知っておられる

友人のキャシーは、航空便リアルタイム追跡サイトFlightAwareを使って、夫のチャックが操縦するシカゴ行きの小型機の運行状況をチェックします。チャックがいつ離陸して、どこを飛行しており、いつ着陸するのか、数回クリックすれば正確に調べることができます。

険しい道

ジョン・パイパーは、著書「神の摂理は甘くて苦い」の中で次のように述べています。「人生は、ひとつの祝福から次の祝福へと続き、最終的に天国に至る、という一直線の道ではない。人生は曲がりくねった困難な道だ…困ったことが起こると神が現れて、尻拭いをしてくださる、ということではない。神は策を練って困った問題を管理し、神の遠大な目的のために、それを用いられる。神の目的は、私たちの徳を高め、イエス・キリストの栄光を表すことだ。」

苦難の岬

キャプテン・クックの名で知られる、英国の冒険家ジェームズ・クックの船は1770年6月10日、オーストラリア北東海岸の沖で座礁しました。彼は船を何とか深みに引き戻しましたが、再び岩礁に乗り上げ、今度は沈没しそうになりました。クックはこの経験について「北の地点を『苦難の岬』と名づける。すべての試練が、ここから始まったからだ」と航海日誌に記しています。

みなさんも、ひとつの問題がきっかけとなって、次から次へと試練に見舞われるという経験をしたことがあるかもしれません。その中には失業、病気、家族の死、不本意な離婚などが含まれていたかもしれません。

しかし、「苦難の岬」のような危機に直面しても、神が主権者であることに変わりなく、神がすべて掌握しておられることに違いはありません。神は試練を用いて私たちの中に抵抗力を養おうとされます。使徒ヤコブは、「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです」と書いています(ヤコ1:2-3)。「忍耐」と訳されている単語は、「留まる力」あるいは「耐える力」という意味です。

人生を一変させるような試練のただ中でも、神が働いておられることを思い出してください。神は、あなたの品性を培うために「苦難の岬」の経験を用いられます。また、そこを無事に通り過ぎるために十分な恵みを賜ることも、約束しておられます(Ⅱコリ12:9)。

豊かなたましい

史上最高の約510億円という賞金の獲得を夢見て、多くのアメリカ人は2012年の初め、それぞれの州で宝くじを買いました。推定販売額は1,200億円です。1億7,600万分の1という驚くような当選確率にもかかわらず、人々は金持ちになる夢を買おうと、スーパーやガソリンスタンド、またはカフェなどに設置された売り場に列をなしました。どういうわけか、私たちはもっとお金があれば今ある問題が解決し、人生がうまくいくと考えがちです。

ところが聖書の中のアグルという人は、豊かさについて別の見解を持っていました。彼は、死ぬ前にふたつの願いを叶えてくださいと神に祈りました。

彼はまず、「不信実と偽りとを私から遠ざけてください」と言いました(箴30:8)。嘘をつかないことは、不安のない人生の鍵です。隠しごとがないなら、恐れるものはありません。人をだますと自分が奴隷化され、正直になるなら解放されます。アグルはまた、「貧しさも富も私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で私を養ってください」と語りました(8節)。満足感は、与え主なる神を信頼して感謝して受けるとき、心に湧き起こります。アグルは、創造主を「地のすべての限界を堅く定めた…拠り頼む者の盾」であると語ります(4-5節)。

後ろ暗いことが全く無く、満足感に充たされている人は、豊かなたましいの持ち主ですが、誰でもそうなることができます。私たちの神は、この宝を望む人すべてに喜んで与えてくださいます。

私が発明した

カナダ人のウィラードS.ボイル氏は、デジタルカメラやハッブル望遠鏡に組み込まれた電子センサーの共同発明者で、ノーベル物理学賞を受賞しました。あるとき、彼は新しいデジタルカメラを購入しようと、ノバスコシア州ハリファックスの、とあるカメラ店に行きました。カメラ店の販売員はボイル氏にカメラの精密さを説明しようとしましたが、途中でやめてしまいました。

夢と希望

1年で聖書を!
◆ イザヤ書58-60
聖書のみことば 使徒20:16-24
 
私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、―使徒20:24

私が1960年に通った高校では、生徒全員が「タレント・プロジェクト」という調査に参加しました。数日間、各教科に対する適正を調べるためのテストを受けました。それに加えて、将来の夢や希望、計画について述べるように言われました。これはアメリカで行われた最大規模の高校生のリサーチ研究で、1,300校から40万人が参加していました。