Category  |  神の導き

主とともに歩む

友人から「主とともに歩んだ私の86年間の物語」と題した小冊子をもらいました。そこには、アル・アッケンヘイルの90年近くになる信仰の歩みが記されていて、鍵となった人々や出来事が書かれていました。その時点では平凡な選択、例えば、聖句の暗唱、仲間と祈り会をする、近所の人にイエスのことを伝えるなどが人生のターニングポイントとなり、彼の生き方を方向づけました。神の御手がアルを導き、信仰が成長していった物語を読んで感動しました。

導く神

トルコのイスタンブールで2005年、ある事件が起こりました。1匹の羊が崖から飛び降りてしまうと、1,500匹がそれにつづき、結局、3分の1の羊が死んでしまいました。羊には、群れの他の羊に追従するという習性があります。

素晴らしい導き手

俳優が演じて映画ができますが、撮影を仕切っているのは監督です。フランスの女優マリオン・コティヤールは最新作について、監督の意図をいつも理解していたわけではなかったと語りました。「分からないままにしているのは、おもしろい体験でした。自分を映画の物語と監督に任せていくことで、すべてがうまくいきました。」

不思議な回り道

私たち夫婦は650キロほど離れたミズーリ州に住む娘の家に車で行くために、カーナビを設定しました。州間高速道路80号線でイリノイ州を走っていると、カーナビが高速を降りるように指示し、ハービー市を迂回させられました。そして、また80号線に戻ったので不可解でした。なぜ、何の問題もない高速道路を降りてわざわざ迂回しなくてはいけなかったのでしょう。その理由は未だ分かりません。けれども、私たちはとにかく旅をつづけ、往復ともカーナビを信用することにしたのです。

口笛で伝える

カナリヤ諸島の一番小さい島、ラゴメラ島では昔、鳥のさえずりに似た口笛がコミュニケーション手段として使われていました。今、これを再現し、観光客や地元の小学生に教える動きがあります。この口笛は渓谷をへだてて3キロほど離れた土地の間で伝達手段として使われていました。また、山羊の群れを牧する合図としても使われました。この方法を再び使い出した山羊飼いは、「山羊たちは私の声がわかるのと同じように、私の口笛も聞き分けます」と語ります。

ふたつの勝利

またもや、あの人たちが攻めてきました。昔、まだ若い羊飼いだった頃、ダビデはペリシテ人の最強戦士だったゴリヤテと戦いました。石投げを使って戦い、巨人ゴリヤテを絶命させました(Ⅰサム17章)。今やダビデは、イスラエルの王です。ペリシテ人は、ダビデが王になったと聞きました。そこで彼の命をねらって、またもやイスラエルに攻め込んできたのです(Ⅱサム5:17)。

知恵の小道

アルバート・アインシュタインの言葉に「無限のものは、世にふたつ、すなわち宇宙と人間の愚かさだ。ただ、前者については確約できないが」というものがあります。悲しいことに、私たちの愚かさには限りがありません。愚かな選択の数々、愚かさが生み出すダメージにもきりがありません。

一日中

ロンドンのウェストミンスター宮殿の大時計は、「ビッグ・ベン」の愛称で知られていますが、その素晴らしい鐘の音は、多くの人々になじみ深いものです。日本の学校では、始業と終業を告げるチャイムとしてよく使われています。このメロディーは、ヘンデルのメサイアからとられたと伝統的には考えられています。ビッグ・ベンの時計室に刻まれている詩は、時間の重要性を歌っています。

どの道を選ぶ?

私は道に迷っても、なかなか誰かに尋ねようとしません。何とか頑張れば、最終的には目的地にたどり着けると思うからです。一方、妻のマーティーはすぐに誰かに尋ねます。そして、どうしようもなく道に迷っているのに、それを認めたがらない夫の態度が理解できずにいます。結局のところ、彼女の方が賢いのです。彼女のほうが早く、そして平安な心で目的地に着きます。一方、私はいつまでも道に迷っているのです。