行いを伴った信仰
友人が食料品を買いに行くと、車道の端を歩いている女性を見かけました。彼女は引き返して「乗りませんか」と声をかけるべきだと思い、それを実行したところ、大変感謝されました。その女性はバスに乗るお金がないので、蒸し暑い日に何キロも歩いて帰宅する途中だったのです。そればかりか、その日の朝、4時に職場に着くために何時間もかけて歩いたと言いました。
同情する心
混雑した遊園地でミュージカルを見ることになりました。一緒にいた7人で並んで座ろうとしていると、ひとりの女性がさっと横から割り込んできて座りました。そこで妻が、自分たちはバラバラになりたくないと言ったのですが、彼女は「もう座っちゃったから」と言い、仲間のふたりに手招きをして横に座らせました。
差別せずに親切にする
米国の作家、アン•ハーバートは1982年、レストランのランチョンマットに、「見返りを求めない小さな親切を、時や場所、相手を限定せずに実践しよう」と走り書きしました。この言葉は多くの人の共感を呼び、読み物や映画や文学を通じても普及しました。
エリンが教えてくれたこと
1年で聖書を!
◆ 詩篇40-42
◆ 使徒27:1-26
◆ 詩篇40-42
◆ 使徒27:1-26
聖書のみことば Ⅰコリント12:21-25
主は情け深く、あわれみ深く、 ―詩篇145:8
エリンの生活は普通の子どもとはかなり違っていました。他の子どもたちは、走り回って遊んだり、アイスクリームを食べたりしているのに、エリンはベッドに横たわり、食事は栄養チューブからです。強い光しか見えず、大きな音しか聞こえません。生活の大部分は病院通い、看護師、注射に占領され、数々の慢性疾患や重い障害と闘っていました。エリンは、思いやり深く世話をしてくれる愛に満ちた家族に囲まれていましたが、9歳の誕生日を迎える前に亡くなりました。彼女はお絵かきをしたり、歌をうたったり、おしゃべりをすることもありませんでした。