イエスにお目にかかりたい
ある女性の告別式で説教壇から祈りをささげていると「先生。イエスにお目にかかりたいのですが」(ヨハ12:21)と記した額が目に入りました。今、見送る人の人生に、私たちがイエスを見ていたことを思い出し、何と相応しいみことばかと感動しました。彼女の人生には困難も挫折もありましたが、その信仰は揺らぎませんでした。神の御霊が彼女の内に住んでいたので、私たちは彼女にイエスを見ました。
懸命に愛を示す
ナビール・クレシはキリスト教に改宗した後、彼の元々の宗教についての本を書いてきました。その文章は相手に対する敬意に富み、自分が属する民族に対する愛を如実に示しています。その著作のひとつには、この本をまだイエスを信じていない妹にささげると語り「あなたとともに礼拝する日が来ますようにと、神にこい願っています」と短く力強く記しています。
信仰を持って大胆に生きる
テキサス州のオースティンで初めて泊まるホテルに滞在しました。机の上にウエルカムカードがあり、そこには「ようこそ。あなたの旅が実りあるものになりますように、また当ホテルで安らぎの時を過ごせますようにと祈っています。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように!」とありました。
ともに働こう
古代社会では、壊れた城壁は戦いに敗れて人々が危険と恥にさらされていることを意味しました。それでユダの人々はエルサレムの城壁を再建しようとしたのです。彼らは協力してこの事業を担い、その詳細はネヘミヤ記3章に記されています。
バブーシュカ・レディー
ジョン・F・ケネディー米大統領が1963年に暗殺された際の映像に、コートを着た女性が写真撮影をしている姿が映っています。ロシアのバブーシュカ風スカーフをつけていたのでバブーシュカ・レディーと呼ばれ、この事件の謎のひとつです。未だ人物が特定されず、撮影されたフイルムも所在不明です。彼女は恐怖のあまり沈黙しているのだろうと歴史学者たちは推測しています。
伝統を受け継ぐ
携帯の着信音が鳴りました。娘からメールです。ペパーミント・アイスクリーム・パイのレシピを送って欲しいとのこと。私は古いレシピ箱のカードを繰って祖母のレシピを探しました。祖母の筆跡、また母の書き込みにも目が留まりました。このペパーミント・アイスクリーム・パイのレシピは、今、4世代にわたって受け継がれようとしています。
膨らむ感謝
もっと感謝する心を養いたくありませんか。17世紀のイギリスの詩人、ジョージ・ハーバートは「感謝」という詩の中で「神、汝、いかに多くを与えたもう。さらにひとつ、感謝する心を下したまえや」と書いています。これが神の祝福だと、自分に今あるものを意識することが、感謝の心を養うと気づいていたのです。
最初にするべきこと
飛行機に乗ると離陸前に、安全に関するアナウンスがあり、機内の気圧が低下した場合、頭上の棚から酸素マスクが落ちると説明されます。そのときはまず自分が着用し、人に手助けをするのは、その後です。自分の意識がしっかりしていなければ誰も助けられないというのがその理由です。
手紙を書く
母と姉妹たちは、今でも手紙という旧式な方法で、毎週のように日常のあれこれと喜怒哀楽を分かち合っています。私はこの文通を素晴らしいと思います。また、信徒の人生はキリストの手紙だというパウロの言葉を深く噛みしめさせてくれます。