あなたのために戦われる
映画『シンデレラマン』は、実在のプロボクサー、ジム・ブラドックのおとぎ話のような復活劇を描いています。大恐慌時代、ブラドックは、ボクシングを諦め、極貧にあえぎながらも、自分の健康やプライドを含む全てを犠牲にして、家族を養いました。期待される時期を過ぎた、そんなボクサーが、世界ヘビー級チャンピオンに踊り出たのですが、彼は富や名声のためでなく、家族を養うために戦う人でした。家族のために、決して対戦相手にひるまず、リング上の殴打にも耐えました。
本物の神の子
パソコン上の人工知能(AI)に指示を入力し、生成した画像のコンテストがありました。その受賞作品の一つは、シュールな画像でした。砂浜を背景に、ピンクの羽毛の球体からフラミンゴの足だけが生えているように見えました。ところが、この作品はフラミンゴの実写だったのです。AIの写真コンテストに応募した実写の写真「フラミンゴーン」は失格となりました。本物の写真が、本物であるがゆえに失格になったのです。
相手が誰であっても
米国の39代大統領、ジミー・カーターは、妻ロザリンと77年間、連れ添いました。長く幸せな自身の結婚生活の秘訣を聞かれると「ふさわしい相手を選んだこと」、それ以外は、和解、コミュニケーション、真剣な信仰が、良い結婚の三要素だと述べました。
忠実に仕えるとは
ある木曜日。染みのついたカーペットの上にパイプ椅子が並べられた教会の一室には、弔問客のために、店で買ったクッキーが並べられていました。とても質素な葬儀でしたが、説教者だけは例外でした。その人は、数千人収容のスタジアムで説教することもある有名な牧師でした。その日、その人は、この小さな集まりで、スタジアムでと同じように、熱く、神の御言葉を語りました。
キリストの輝き
私たちのテーブルを担当していたウェイトレスは、薄暗い店内で、眉間にしわを寄せてオーダーを取っていました。すると、一人が「暗くても見やすいように」と、持っていたライト付きのペンをプレゼントしました。彼女の表情はパッと明るくなり、体全体からうれしさが輝くようでした。ライトをオン・オフするしぐさから、その喜びは明白でした。その人は、彼女が離れると、ユーモアを込めてそっと言いました。「あのペンのおかげで、きっと明るい一日になったよ」
息をのむような美しさ
最近、ネット上に「米国の名風景10選」という記事を見つけました。虹色に輝く熱水を池のようにたたえた巨大な熱水泉、『ホビットの冒険』の世界をほうふつさせる苔むしたホー・レイン・フォレスト、火星のパノラマを思わせるアリゾナ州モニュメントバレーの写真などが含まれていました。私は風景写真家なので、これらに引き込まれてしまいました。
神のように子供を愛する
裏の家の子供たちは、夏休みの間、何時間も庭のブランコをこいでいます。そのきしむ音が嫌で、「近所迷惑ね。なぜ、親はきちんと油を差さないの」と、夫に文句を言いました。それで祈ると、それまで耳に入っていなかった子供の笑い声や歓声が聞こえてきました。そして、親がすぐ近くにいるから、安心して思いっきり遊べるのだと気付きました。
うそは疫病
米国の詩人ダニエル・ラディンスキー は、ある詩の中で、信頼に培われた人間関係とうそで傷ついた関係を対比して、「不誠実とは、なんと残酷な行為だろう」とつづりました。ドイツの神学者で修道士のエックハルトの教えに着想を得て、 真実で愛に満ちた言葉は「日々に混ぜこまれる素晴らしいスパイス」、うそは、「大惨事を心に起こす。その心はかつて愛した人を信じられなくなる……真実を語れない人によって、疫病が広がる」と述べています。
神の愛を実践する
父親が50代で末期がんと診断され、ブランドンは両親を自宅に引き取りました。父は南国が好きでしたが、もう旅行には行けません。それで家の庭に「南国」を造ることにしました。池を作って魚を入れ、滝も作りました。砂を運び入れて海岸のようにし、バナナの木とライト、たいまつ、日よけテントも建てました。父は最期の日々、その庭を楽しみました。