壁の穴
庭の花が食べられています。昨日は花盛りだったのに、今では茎だけが残っています。庭を歩いて調べてみると、木の柵のあたりにウサギの穴らしきものを発見しました。ウサギはかわいいですが、あっという間に庭の花を荒らす厄介な動物でもあります。
実が木を売る
苗木屋が黄桃の木の販売促進案を考えていました。若木をおしゃれにディスプレイしようか、四季折々の桃の木を載せたカタログを作ろうか……。ついに妙案が思い浮かびました。甘く香る、産毛におおわれた深いオレンジ色の黄桃を使うのです。完熟した果実をもいで切り、果汁が滴る実を1切れずつ客に渡します。すると客は、それを味わって、苗木を買いたくなるでしょう。
本物のキリスト教
昔、キリスト教団体の仕事に応募したとき、アルコールやタバコ、特定の娯楽などの禁止事項を列記したものが示され、「スタッフはクリスチャンに相応しい振る舞いをしてください」と説明されました。私は信仰と無関係な理由でそれらをしないので、個人的には問題はなかったのですが、議論好きの一面では、「傲慢・無神経・人のあら探し・辛辣・霊的無関心について言及しないのはなぜだろう」と感じました。
本当の成功
番組のゲストは丁寧でしたが、インタビューの最中、何となく違和感を覚えました。それが何なのかは、「あなたは何万人もの人に感化を与えました」と、私が言ったときに分かりました。彼は「何百万だけど…」とボソッとつぶやき、自分の複数の肩書や華々しい功績を語り、私の無知をあわれむかのようでした。
木を育てる人
トニー・リナウドは「木を育てる人」です。ワールド・ビジョン・オーストラリアに所属する宣教師で農学者。サハラ砂漠の南のサヘル地域で30年間、森林破壊と戦い、それを通してイエスを伝えてきました。彼は成長不良の低木が実は休眠期だと気付き、剪定や水やり等の世話を始めました。そして森林を回復し、浸食された土壌を改善して、農地を荒廃から救い,無数の農民に希望を与えました。ニジェールでは年間250万人分の食料に匹敵する新たな収穫が可能になりました。
キリストを映す
その少女は快活でしたが、4歳で母を亡くすと、心が不安定になりました。しかし、何年も経ったあるクリスマスイブ、主の降誕を教会で祝った後、恐れから解放されたのです。彼女は、天国を離れた神が、イエスという人になって自分の中に住まわれたので、この変化が起こったと考えました。リジューの聖テレーズと呼ばれる修道女の話です。
楽しんで戦う
息子のブライアンは、高校のバスケットボール部のコーチです。ワシントン州のトーナメントを勝ち進んだ年、町の人は良かれと思って「今年は優勝ね」などと声を掛けてくれました。ところが、選手もコーチも、それをプレッシャーに感じたのです。そこでブライアンは、楽しんで戦うことをモットーにしました。
寛容で力強い
敵のオランダ侵攻に伴って、アンネ・フランクの一家は危険を逃れるために隠れ家に移りました。そして、第二次世界大戦中の二年間、発見されて強制収容所に送られるまで、そこで暮らしました。彼女は有名な「アンネの日記」に「長い目で見れば、すべての武器の中で、最も鋭いものは親切で優しい霊だ」と記しました。
顔
孫のサラは幼い頃、人は死んだら身体を残して顔だけが天国に行き、そこで新しい身体を頂くのだと言っていました。もちろん、私たちの永遠に関するサラの見解は幼稚ですが、彼女は根本的な真理をつかんでいます。つまり、私たちの顔はある意味で、私たちのたましいを映し出す鏡だということです。