Category  |  神、品性

朽ちない感謝と敬意

アロンは父が急死してほどなく、ポスターほどの大きな額に入った一枚の写真を母親に贈りました。父の人生を物語る特別なもの、例えば、収集品、石や本、写真、工芸品などを集めて撮影したものです。彼は、何日もかけてそれらを集め、配置し、妹のレイチェルが撮影しました。それは父に対する敬意と感謝のしるしでした。彼は長年、トラウマと依存症に苦しみましたが、必死で家族を愛しました。この写真は同時に、神の愛と奇跡の癒やしの証しでもあります。なぜなら、父は人生最後の10年間、依存症から解放されて自由に生きたからです。

神の思いやり

神は本当にこんなに大勢の心配ができるのかしら。初めての海外。駅の雑踏の中で、そんな疑問がふと頭をよぎりました。10代の私は、世界の大きさに圧倒されていました。自分がちっぽけに感じられ、こんなに多くの人々を神は本当に愛せるのだろうかと思いました。

神への感謝

感謝祭の祝日は、カナダとセントルシアでは10月、リベリアは11月初め、米国とオーストラリアでは11月末に制定されています。イギリス、ブラジル、ルワンダ、フィリピンなどにも国家の祝日ではありませんが感謝を記念する日があり、日本にも勤労感謝の日があります。

警告する物語

名作映画『市民ケーン』は、新聞王として富と名声を築いたチャールズ・フォスター・ケーンの生涯を描いています。快楽を追い求め、数々の芸術作品を集めた大豪邸と庭園を建造する、コヘレトの言葉2章4-11節をほうふつとさせるような物語です。

見放すことはない

イエスの歩いた地を巡る聖地旅行は素晴らしいものでした。イエスが見たもの、聞いた音などを想像しやすくなりましたが、でこぼこした道を上ったり下りたりしながら観光したので膝が痛くなりました。とはいえ、何世紀も前の旅人に比べれば、私の苦痛などささいな事です。彼らは、足が痛いどころか、命さえ脅かす苦しみに遭いました。しかし、神はどんな時も彼らのそばにおられました。

神の配慮

ダンテが住むマニラ市の一角は洪水になりやすく、雨の日には、近所の人が作った間に合わせの木橋を渡って学校に通いました。彼は「トーマスさんは地域の人たちの移動を助けました。僕を雨から守り、橋を渡る手助けをしてくれました」と語ります。

神との平和

友人の誕生日にエステサロンに同行し、心地よい音楽が流れるほのかな照明の部屋でぜいたくなひと時を過ごしました。心身共に癒やされる安らかな体験でしたが、テーブル広告を見て吹き出しそうになりました。「オーガニックヘアケア製品で、美しい髪と心の平安を!!」

憐れみを求めて

ナイトバードの愛称でファンに親しまれていたシンガーソングライターのジェーン・クリステン・マルチェフスキは、2017年に乳がんと診断され、翌年に寛解、数カ月後に再発、そして余命宣告を受けました。ところが驚くべきことに回復し、2021年、テレビの人気オーディション番組で全米の注目を集めました。しかし、2022年2月19日、天に召されました。

神に向かって嘆く

ニューヨーク市の9/11メモリアル・ミュージアムのオープニング展示に足を踏み入れました。入ってすぐの展示は、感情を乱さずに興味深く閲覧することができました。しかし、子どもや衝撃的な画像を見たくない人への配慮のために仕切られた内部へ進むと、次から次へと喪失の物語が続き、悲しみの波が心に押し寄せました。