私のせいです
ドジな天才プログラマーが、初の火星探査ミッションに赴く、というコメディ映画がありました。彼は愚かなミスを連発しては「僕のせいじゃない!」と口走ります。クルーが火星に降り立つ時、彼は寸前にはしごから滑り落ち、一人着地してしまいました。そして言います。「僕のせいじゃない!」人類が火星で最初に発した言葉は、これでした。
良心に恥じない行動
サラはぼんやりしていて、ダイヤの婚約指輪を落としたことに気付きませんでした。それは、道行く人のカンパで暮らす路上生活者ビリー・レイのカップの中に落ちていました。ビリーは指輪を査定してもらいました。そして、売ることも考えましたが、結局、サラに返却しました。良心に恥じないためです。サラと夫は、ビリーを助けるための基金を設け、多くの寄付が集まりました。彼は、金銭面や法律面の助言を受け、やがて家を購入し、長い間疎遠だった家族とも和解しました。
心安らかに休む
短い仮眠を効果的に取ることを戦略的仮眠と呼び、ガイドラインがあります。例えば、従軍中の兵士は、アドレナリンの過剰分泌、孤独、不安により睡眠が不足すると、リラックスできません。ガイドラインは、耳栓の使用や就寝前の読書を推奨します。仮眠後の眠気を軽減するために、カフェイン入りの軍用ガムも提供されます。
神の壮麗さ
詩人ジェラルド・ホプキンズは、19世紀、ソネット『神の壮麗さ』で、創造の営みに神の威光がみなぎっているさまをたたえています。その詩はまさに、「神の壮麗さ」に満ちあふれています。まばゆいばかりの神の栄光は、「揺すられた金箔が爆発的に放つ閃光(せんこう)のごとく」、燃え立ち、きらめくと述べています。しかし、それほど輝いているのなら、なぜ大勢の人が神の栄光を見逃すのでしょう。彼は、人間がこの世界の全てを「人の手による汚れ」と「俗なる臭気」で覆ってしまったと語ります――その結果、人は、自分を超えた神聖なものが見えないのです。
神の御言葉は永遠
鉄鋼業で成功した実業家チャールズ・シュワブは、当時のニューヨーク市で最も豪華となる邸宅を建てようと決意しました。リバーサイド通りの1ブロックを占める大きな土地、フランスの古城から着想を得た、緑豊かな庭園、大広間、豪華な内装。それは1906年に竣工しましたが、間もなくマンハッタンを象徴することとなる高層マンション群とは対照的でした。シュワブの死後、この邸宅は、なかなか買い手がつきませんでした。広すぎて、売値が高すぎ、当時の売れ筋に一致しなかったからです。この邸宅は1948年に取り壊され、大邸宅もその持ち主の記憶も消え失せていきました。
神の特別な仕様
全米視覚障害者産業(NIB)は視覚障害者の雇用支援を目的とした非営利団体です。1960年代、米国政府から7千万本のペンの製造を打診されました。官庁用の厳格な仕様に適合できる生産者がいなくなったというのです。NIBには、ペンの製造の実績はありませんでしたが、新たな挑戦に取り組み、仕様に合わせたペンを作りました。この製品は、1967年以降、広く軍関係者の間で使われています。一筆書きなら1マイル(1.6キロ)の線が引けます。また、極端な高温・低温の下でも、ペン先が上に向いていても文字や図を書くことができます。
神のまなざし
トリナは、完売のイベントのチケットを無料でもらいました。それを、聖書に挟んでおいたのですが、当日、その聖書が見つかりません。保存食の戸棚まで必死に探している所を目にした息子が不思議がると、「他の場所は全て探したし、イベントの開始まで30分しかないのよ。最初から全部見たい」と答えました。息子が「幸運の女神が去っていく恐怖だね」と言うと、母親は、声をあげて笑いました。そして二人で探索に戻ると、トリナの夫が帰宅して、「車の中に忘れていたよ」と、聖書を差し出しました。
ゆっくりと怒る
長時間一つのことを放送するテレビ番組を「スローテレビ」といいます。通常は、リアルタイムで、です。2009年、ノルウエー放送協会が7時間の列車旅を放映して、このジャンルが人気を博すようになりました。7時間の列車の旅をただ見るのは、退屈なようですが、美しい車窓の旅に魅せられた人たちがいたのです。
神は与え主
キーガン少年は、2024年、60センチ以上のアカメを釣り上げて小躍りしました。しかし、妹が魚に付いたタグを指さし、さらに喜びました。オーストラリアの釣り大会が、100万ドルの懸賞付きで放流した魚だったのです。この大会は、2015年から毎年開催されていますが、キーガンが、最高賞金を獲得した最初の人でした。