錨を下ろす
夫は朝、お気に入りのゴスペルを流して共に歌います。それは、船の錨の役割を描きながら、人生の荒波における神の希望を伝えます。波はうねり、砕け散る、しかし、私たちは揺るがない。神が支えてくださるのだから、と。
喜びのリズム
人間の音楽的感性は、どの程度、本能的、または文化的な学習か。それを調べた研究があります。新生児にドラムでリズムを聞かせ、その脳波を観察しました。そして時折、一拍抜くと、何と、赤ちゃんの脳波に変化が見られました。これは赤ん坊の脳が、ビートを予想し、それが抜け落ちたことを認識して反応している、と考えられます。
思い切った愛の形
ダニエルは生まれるやルーマニアの孤児院に入れられ、7年間の育児放棄の後、8歳で外国人夫婦の養子になりました。養父母は、愛着障害の可能性を認識していました。ダニエルは少しずつ両親になついていきましたが、衝動的な怒りを制御できません。その攻撃性は、ボディーガードが必要なほどでした。ついに両親は、専門家の評価が分かれる治療法に挑戦する決断をしました。それは、息子がどんなに暴れても、危険を承知で、そばにいるというものでした。それから5年間、両親は耐えたのです。そして13歳の誕生日。ダニエルは泣き崩れ、とても愛している、と彼らに告白しました。母親は、過去を振り返り「愛を創り出すことは、やわで繊細な人間には不向きです。愛は戦場なのです」と言いました。
神の約束を土台に行動を
ピーターは、毎晩、額に入れた高齢の両親の写真にキスします。もう何年も会っていません。両親や周囲の人たちの反対を押し切って、若い頃、キリスト者になり、両親に勘当されました。ピーターは語ります。「聖書の中で、神はご自分の子どもたちを苦難の中で助ける、と約束されています。僕はそれを信じたのです。神に従うことを選ぶとつらいこともありますが、私は神にずっと助けられています」
蜜よりも甘い
ジャレットに蜜蜂について尋ねるとうれしそうにします。私たちは、この養蜂家宅によく集います。会合は養蜂と無関係ですが、養蜂に関わる教訓が、会話を盛り上げることは珍しくありません。彼の働き蜂が生み出した黄金色の新鮮で自然な甘味の蜂蜜は、まさに絶品なのです。
輝く顔
獣医が「まあ!この子はシュガーフェイスね」と声を上げました。我が家のレトリーバーの子犬のことです。彼女によれば、顔が早く白くなるのは、心の内側が優しい証拠だそうです。
御力を頼りにする
タングステンは、矛盾した金属です。最高の引張強度を有し、引きちぎることは非常に困難な一方で、ミード・メタル社のウェブサイトによると「衝撃で粉々になるもろい金属」だからです。自然界に存在する最強の金属であるタングステンに、それほどの脆弱(ぜいじゃく)性があるとは、まことに興味深いことです。
神の栄光と威厳
ロンドンのバンケティング・ハウスの壮麗な天井画は、チャールズ1世の命を受けたルーベンス卿によって、1629年より5年の歳月をかけて描かれました。そこには、チャールズの父ジェームズ1世の功績をたたえる女神ミネルバや鷲の翼に乗って天へ運ばれていくジェームズ自身が描かれています。この絵の目的は、彼ら父子の統治を神の統治と思わせることでした。この晩さん会場に集った客たちは、天井を見上げ、チャールズや彼の父は、事実上、神であるという、王の明確なメッセージを受け取りました。
私のせいです
ドジな天才プログラマーが、初の火星探査ミッションに赴く、というコメディ映画がありました。彼は愚かなミスを連発しては「僕のせいじゃない!」と口走ります。クルーが火星に降り立つ時、彼は寸前にはしごから滑り落ち、一人着地してしまいました。そして言います。「僕のせいじゃない!」人類が火星で最初に発した言葉は、これでした。