見えない王
ミュージカル『Pilgrim』(巡礼者)は、キリスト者の歩みを寓話(ぐうわ)化した『天路歴程』を基に作られました。ここでは、霊の世界の目に見えない力が、観客に見える形になっています。神を象徴する役者は、白い服を着ていて、敵の攻撃を阻止し、悲しむ人を優しく抱き締め、人々を善行に駆り立てます。しかし、それほど重要な存在にもかかわらず、主な登場人物たちは、王の姿を見ることはできません。見えるのは、王がした行為の効果だけです。
暴かれる罪
携帯電話の修理店に泥棒が入り、陳列ケースを壊して商品を盗みました。彼は段ボール箱をかぶって防犯カメラから顔を隠していましたが、動いている間に箱が傾き、顔が見えてしまいました。数分後、店主がビデオ映像を見て窃盗に気付き、警察に通報し、犯人は近くの店の外で逮捕されました。この話は、隠れた罪は必ず暴かれることを想起させます。
神と格闘
夫の死後、長年の友人から手紙が届きました。「アランは、まるでヤコブ。神と格闘する人でした。今、私がクリスチャンなのは、それによるところが大きいです」。夫は生涯、自分と葛藤し、答えを求めて、神と格闘しました。神を愛する一方で、神が自分を愛し、赦(ゆる)し、祈りを聞かれるという信仰が、揺らぐときがありました。しかし、彼の人生にも祝福はあり、多くの人に良い影響を与えました。
みんなでキャンプを
私たちは西アフリカの広大な星空の下でキャンプをしました。乾季にテントは不要ですが火は極めて重要です。父は「絶対に消してはいけない」と言って、たき火の世話をしました。ヒョウやヘビに周りをうろつかれては大変です。火が野生動物を遠ざけてくれるのです。父はガーナに派遣された宣教師で、あらゆることを教育の機会に変える達人で、キャンプも例外ではありませんでした。
最高の教師
娘は机に鉛筆を放りだし「わかんない」と言いました。彼女は算数の問題をしていました。教えていた私は、困ったことに、35年前に習った小数を分数に直す方法を思い出せません。分からないことは教えられないので、ふたりでオンラインの解説を見ました。
神はそこにおられる
オーブリーは、高齢の父親のために暖かいコートを買いましたが、父はそれを着ることなく亡くなりました。そこで、励ましのメッセージを書いたカードと20ドル札をコートのポケットに入れ、それを慈善団体に寄付しました。
問題よりも、大きい
恐竜はどんな姿だったのでしょう。大きな歯、ゴツゴツした皮膚、長い尻尾…。アーティストのカレン・カーは等身大の壁画を描きましたが、その1枚は、高さ6メートル、幅18メートルもあります。そのため、サム・ノーブル・オクラホマ自然史博物館に設置する際には、専門の業者が必要でした。
神の配慮
大きな音に驚いて外に出ると、窓に激突した鳥がデッキに倒れています。息はあるようですが動きません。どうか助かって…と思いました。
神の救出作戦
通報を受けた警察官が駆けつけ、投光器を照らすと、1台の車が線路に乗り上げていました。パトカーの車載カメラには、こちらに向かって来る巨大な機関車が映っています。証言によれば、列車は時速80kmから130kmぐらいの高速で走っていたそうです。その警察官は、躊躇なく行動し、列車が衝突する直前に気を失ったドライバーを車から引きずり出しました。