Category  |  神の愛と心配り

羊飼いが勇気をくれる

テキサスA&M大学のキッカー、セス・スモール選手が位置につくと、スタジアムの大観衆は総立ちでした。全米カレッジフットボールの長年の強豪チームを38対38の同点にまで追い詰め、残り時間は2秒です。このゴールが決まれば大逆転勝利です。スモールがキックすると、ボールはゴールポストを通過しました。スタジアムは大歓声に包まれました。

神は見ておられる

ミシガン州は毎年、巨木探しコンテストを開きます。地元の140億本の中で最も古くて大きい、ランドマークとして誇れる木を見つけるのです。優勝すると、ただの木は、特別な木に格上げされます。その木は、その辺の林で、気付かれるのをじっと待っているのです。

信仰による承諾

新しい仕事を打診されましたが、気が進みませんでした。難しくて力不足だと思ったからです。しかし、祈ってみことばや信仰の友の助言を求めると、神のみこころは引き受けることのようでした。神の助けがあることも、みことばで再確認しました。それで承諾しましたが、まだ不安でした。

小さな奇跡

内気なデーブが、結婚式を控えた私たちにプレゼントをくれました。二人で包みを開けると、木目のそろった楕円の板に「神の奇跡には小さなものもある」と手彫りの文字。それは、45年間、我が家に飾られ、神が小さなものの中で働かれていることを何度も思い出させてくれました。家賃や光熱費が払える、食事ができる、風邪が癒やされる。それは全て、我が家の必要に応え続けてくださった神の大きな御業の一部です。

忍耐強い愛

我が家のミスティークは、美しいふわふわの毛をした猫です。一緒に遊んだり、お腹をなでてあげたり、膝の上で眠らせたりしていると、数年前に出会ったあの猫だとは思えません。元々は野良猫で、痩せていて、人を恐れていました。けれども、毎日餌を与えるようになって、徐々に変わっていきました。そしてある日、ミスティークは私になでさせてくれました。その後の進展はご想像通りです。

イエスにとどまる

バルソラ・バプテスト教会は火事で焼け落ちました。火の勢いが収まると人々が集まりました。煙がくすぶり、灰が舞う中、驚いたことに焦げた十字架が真っすぐ立っていました。消防士は言いました。「建物は焼失したけれども、十字架は残りました。それを見て、教会とは会衆のこと、教会堂は単なる建物だと改めて思わされました」

新たな歩み

拍手喝采の中、成績優秀者に続いて、著しく前進した生徒たちが表彰されました。赤点ラインからの脱出、問題行動の解決、授業への出席や参加などを目指して1年間頑張った人たちです。この生徒たちの親は、過去ではなく、良い方向に歩み出した我が子の今を見て、笑顔で喜びました。

神の皿

その女性は、成人した娘が、有効なメンタルクリニックの治療を受けられるように、祈りつつサポートしていました。しかし、「そう」と「うつ」を激しく繰り返す娘を心配するあまり、自分も疲れ切っていました。そして、自分の健康も大切だと気付いた時、友人がある提案をしました。ベットの横に「神の皿」を置き、自分の力ではどうにもならない心配事を小さな紙に書いて、その皿に置くというものです。それでストレスが解消したわけではありませんが、それらの心配事は「自分の皿」ではなく「神の皿」にあると気付くことができると言いました。

森の暗室

トニー・ヴァッカロは撮影を務める通信兵には採用されませんでした。しかし、そんなことは構いません。彼は、森の中で雨のように降り注ぐ砲弾とりゅう散弾の恐怖の中で一般兵として戦いながら、その合間に撮影を続けました。夜、仲間の兵士たちが寝ている間、彼らのヘルメットを借用して写真を現像しました。深夜の森は暗室となり、ヴァッカロは第2次世界大戦の「ヒュルトゲンの森の戦い」の貴重な記録を残したのです。