聖書を大切に
多くの国で、命懸けで聖書を母語に翻訳する人たちがいます。聖書が非常に重要だからです。そして、聖書翻訳の現場で逮捕の危険にひんするのは、多くの場合、現地で暮らす普通の信者です。
聖書が啓示するもの
イギリスのグロスターシャー州で、1817年4月、異国風の姿でさまよう女性がいました。外国語らしき言葉を話しています。浮浪者だろうと収監されましたが、彼女はジャバス島の王女カラブーだと主張しました。人々はそれを信じ、10週間の間、彼女を王族として扱いましたが、寄宿舎の管理人がその正体を明かしました。彼女はメアリー・ウィルコックスという使用人だったのです
聖書のみことばを愛する
美しい花嫁は大好きな父親とバージンロードを歩き出しました。前には生後13カ月のおいがいます。一般的にはリングボーイ(指輪を運ぶ男の子)ですが、彼が運んでいたのは聖書でした。熱心なキリスト者の新郎新婦は、聖書に対する愛をこうして証ししようとしました。聖書の革表紙に男の子の歯形が付いていたのは象徴的でした。キリストを信じる人、そして、キリストを知りたい人にとって、みことばをかみしめることは、かけがえのない行為だからです。
粘り強い信仰
ジョニー・エレクソン・タダが、友人のリカについて語るとき、彼女の「時の試練を経た深い信仰」や慢性疾患による衰弱と闘う中で培われた忍耐力を強調します。彼女は15年以上も寝たきりで、部屋には小さな高窓しかなく月を見ることさえできませんが、希望を失っていません。神を信頼し、聖書に親しみ、「失望との苛烈な闘いに負けない術を知っている」と言います。
基本を見誤る
マクドナルド社は、クォーターパウンダー・バーガー(4分の1ポンド、約113グラム)でファストフード界を席巻していました。競合店のA&Wは、1980年代、より大きいサードパウンド・バーガー(3分の1ポンド、約151グラム)を同価格で販売し、追い落としを試みました。ブラインドテスト(目隠しで味を比べる消費者調査)では何度も好成績を収めましたが、発売後は客に見向きもされず失敗しました。調査の結果、原因は消費者の誤解でした。サードパウンド・バーガーはクォーターパウンダーより小さいと勘違いしたのです。
イエスに対する情熱
ヘンリーはかばんの中から使い込まれた聖書を取り出し、みことばの分かち合いをしないかと言いました。隣人になって間もない頃です。私たちがうなずくと、彼は聖書をめくり、マーカーを引いたみことばと、それらに関する熟考を記したノートを見せてくれました。関連資料の一覧もパソコンで作ったといいます。
預言者のメッセージ
スポーツ記者ヒュー・フラートンには鋭い分析力がありました。1906年の野球のワールドシリーズで、前評判の高いシカゴカブズは、第1試合と第3試合に負け、第2試合には勝ち、第4試合には雨が降ると予想し、その通りになりました。1919年のワールドシリーズでは八百長試合を疑いました。世間は笑いましたが、またも正解でした。
どんな時も賛美しよう
私たち教会員が最初の会堂を建てた時、内装工事前のコンクリートの柱や床に、神に感謝する「落書き」をしました。壁板を剥がすと「あなたは良いお方!」というような賛美と共に、いくつもの聖書のみことばが見つかるでしょう。その「落書き」を消さずに残したのは、いろいろ大変だったけれど、神は私たちに良くしてくださったことを、次の世代の人たちに証しするためです。
いつ役に立つの?
孫のローガンは6年生で、代数の宿題をしながら、将来の夢はエンジニアになることだと言いました。そして、私に手伝ってもらいながら、xやyを使って計算問題を解きつつ、こうつぶやきました。 「こんなこと、いつ役に立つの?」