レースを走る
米国のナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の選手生命は短く、平均で3.3年です。ところが、トム・ブレイディは、2021年、44歳で22回目のシーズンを迎えました。彼が食生活やトレーニングを厳格に管理することは有名です。これが競争力の維持に寄与しているのでしょう。ブレイディはスーパーボウルを7度制覇。「史上最高」と呼ばれました。完璧を一途に追い求め、生活の全てをフットボールに捧げなければ得られなかった称号です。
神は痛みを無駄にしない
オリーブは彼女の診療所から医療機器が搬出されるのを眺めていました。新品の備品も売却しました。開業は長年の夢でしたが、息子カイルが脳性まひで生まれ、彼の世話に専念することにしました。彼女は「何度生まれ変わっても、同じ選択をしたわ。でも、歯科医を諦めるのはつらかった。夢が絶たれたの」と話しました。
雑音ではなく
ある高齢の男性は、毎日何時間もテレビニュースを見ては、不安にかられていました。世の中も自分の境遇も破滅に向かっていると不安でした。娘は「いい加減にして」と頼みましたが、父親は、ネットも含めて、長時間、ニュースを見続けました。
光を輝かせる機会
金融業を引退したホイットニーが2020年3月、ニューヨークのセントラルパークを歩いていると、十字架をつけた知らない慈善団体のトラックが何台もありました。防水シートやテントを積んでいます。 コロナ患者の仮設病院を設営していると聞くと、彼は出来ることはないかと尋ねました。そして、宗教や政治理念が異なるにもかかわらず、何週間も支援しました。彼は、出会った人は皆、純粋に良い人で、自分の街がどうしようもなく困っていたとき、誰に雇われるでもなく助けに来てくれたと、彼らの行為を賞賛しました。
神に希望がある
急増するネット注文のせいで年末の宅配が遅れるようになりました。しかし、どうすることもできません。そこで我が家では、買い物は直接店でしていました。しかし、母が「お急ぎ便」を利用するようになってからは違います。注文後2日で届くことが保証された今、私たちは物をすぐ受け取ることに慣れてしまい、配達が遅れると不満を感じます。
弱さが強みになる時
ドリューはイエスに仕えたために、2年間の刑に服していました。彼は宣教師が獄中でも喜びに満たされたという話を読みましたが、それは自分の体験ではないと思いました。神はご自分のために苦しむ人を選び損ねたと妻に語ると、彼女は「いいえ。神に失敗はありません」と答えました。
ウォークオン
ベン・マルコルムソンは、アメリカンフットボールの経験は皆無で、2007年のローズボウルを制した南カリフォルニア大学チームの「ウォークオン」になりました。「ウォークオン」とは、スポーツ特待生以外の選手のことです。彼はジャーナリズム専攻で、名門チームの過酷な選抜過程を当事者として書こうと決意しました。回想録『ウォークオン』は、こうして生まれましたが、信じられないことに、チームのポジションも獲得したのです。彼は、神の目的があるはずだと信じ、それを見つけようとしました。しかし、チームメイトは信仰の話には無関心だったので、がっかりしました。神の導きを祈ると、イザヤ書のみことばが示されました。神は「わたしのことば……は、わたしが望むことを成し遂げ、わたしが言い送ったことを成功させる」(イザ55:11)と語られたのです。このみことばに触発されて、ベンは匿名ですべての選手に聖書を贈りましたが、結果は再度の拒絶でした。しかし後年、悲劇的な死を遂げた1人の選手がその聖書を読んでいたと分かりました。そして、死の直前には、聖書の神を慕い求め、神と関係を築いていたことが分かりました。
主の見通しを信じる
知らない土地を運転していた時、GPSの指示が奇妙だと夫が気付きました。4車線のハイウェイに入った所で、そこを出て、併走する側道を進むように指示されたのです。渋滞もなさそうでしたが、彼は「信用してみるよ」と言いました。15キロ程進むとハイウェイの方は、渋滞でほとんど動かなくなりました。原因は道路工事でした。一方、側道はさほど混まず、ストレスもありませんでした。夫は「ここまでは見通せなかった。GPSには見えていたんだね」と言いました。私たちは「もちろん神様にも見えていたね」と、声を揃えました。
七面鳥から逃げる
田舎道でジョギングしていると、野生の七面鳥が2羽、前方にいました。どこまで近づけるかしら。私は足を緩め、止まりました。2羽は、こちらにずんずんやって来ます。成功と思いきや、鋭いくちばしで私の腰とお尻を突こうとしてきました。私が走り出すと、2羽は身体を揺らしながら追いかけてきました。やがて諦めてくれましたが、即座の形勢逆転でした。鳥が先手を取り、獲物がハンターに一変しました。私は鳥を完全にみくびっていましたが、襲われるかもと気付いて逃げ出したのです。