神はガも造られた
娘が「ぎゃあああ、パパ〜、すぐに来て!」と叫んでいます。とっさに、ガだと分かりました。春になると、ネブラスカの平原からコロラドの山々を目指してガの大群が大移動します。毎年、覚悟していますが、今年は特にひどいものでした。ガは、人間には迷惑ですが、鳥たちにはごちそうです。少し調べてみたところ、この地域に生息するツバメにとって栄養価の高い食べ物だそうです。彼らにとっては、まさに「マナ」です。
神の約束にすがる
昼休み、皆の机の上に部長からチョコレートが配られていたのに、ウエンディの机にはありません。彼女は親しい同僚に「なぜ?」と言いました。上司はこう明かしました。「あのチョコレートはまだ十分おいしいけれど、ちょっと古かったからね。妊娠中のウエンディに万が一のことがあってはいけないから」。そして笑いながら「他の皆はねぇ……」と言いました。
聖霊に変えていただく
ニール・ダグラスは、アイルランド行きの飛行機で、彼の席に間違って座っている人に声を掛けました。すると何と、自分とそっくりな顔立ちです。周囲の人も笑い出し、二人は並んで自撮りをしました。ホテルにチェックインする時に再び会い、パブでも顔を合わせました。この他人の空似のツーショットは、SNS上で話題になりました。
絶望的な状況
エイミーとアランの赤ん坊ジェムは、18トリソミー症候群と診断され、生後数日から数週間の命だと言われました。医者は、治療する意味がないと冷たく言い放ちましたが、母のエイミーは「私はあきらめません」と言って娘を連れて帰り、祈り、愛情を注ぎました。
父が望むもの
スティーブがチェーンソーを持って森に行こうとすると、5歳の息子オーガストが「パパ待って。僕も行く」と、おもちゃのチェーンソーと手袋と耳あてを持ってついてきました。スティーブは、危なくないように、離れた場所に息子用に丸太を置きました。10分も経つと少年はクタクタです。おもちゃのチェーンソーで丸太を切るのですから。しかし、父を「手伝える」のがうれしく、父も息子と過ごす時間を喜びました。
心の手術
私は以前、キャロリンと激しい口論をしましたが和解しました。自分の非を認めたのです。キャロリンは、エゼキエル書の一節を用いて祈ってくれました。「わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石の心を取り除き、肉の心を与える」(36:26)。私は、神の愛に包まれながら、恐れや恨みを切除する心の手術を受けたように感じました。
全ての言語で
アテネ中心部のある教会で、神の愛が母国の人々に届くように、仏語、独語、スロバキア語、ギリシャ語、英語など、さまざまな言語で祈りがささげられました。ペンテコステ当日だったこともあり感動はひとしおでした。
一つ
オックスフォード大学のウルフソン・カレッジに『彼らも一つとなるため』という現代アートがあります。複数のパネルで構成されたこの絵画には、飾り気のないテーブルの上に質素なカップが13個描かれています。そのシンプルさで最後の晩さんの奥深さを際立たせています。中央の目を引く大きなパネルには、イエスを表すパンと杯が描かれ、その周囲に配置された12個のパネルは、弟子たちの存在を示しています。
辛苦を無駄にしない道
その痛みを無駄にしないでね、という彼女の言葉に、急死した彼女の息子の葬儀を司式した過去を思い出しました。彼女は心の痛みを知っています。同時に辛苦を無駄にしない道があることも実体験から分かっていました。神は、ご自分の栄光のために、また、人を助けるために、それを用いることができるのです。