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へりくだりの図

イースターの季節に私たち夫婦が出席した教会の礼拝では、「洗足」が行われました。イエスが十字架にかけられる前の晩に弟子たちに示されたことを経験したいと、礼拝の参加者たちが願ったからです。礼拝の中で教会の牧師たちは、無給で奉仕している教会員たちの足を洗いました。それを見ながら私は考えました。今の時代、足を洗うか、足を洗われるか、どちらのほうがへりくだっているのだろう…。ここでは両者の謙遜は、それぞれ異なった形で表れていました。

霊的な導き

英国の文学賞に輝いたダバ・ソベルの著書「経度」は、昔の船乗りたちの直面していたジレンマが題材です。彼らは、自分たちが赤道の北にいるのか南にいるのか、緯度はどれぐらいなのか、太陽の高さや日の長さから難なく知ることができました。しかし、東西の位置を示す経度を割り出すのは複雑で、信憑(しんぴょう)性にも問題がありました。そんな時代、イギリスの時計職人ジョン・ハリソンが経線儀(クロノメーター)を発明しました。これは「出航した港の正確な時間を世界の果てでも刻み続ける時計」でした。こうして、正確な経度を算出できるようになったのです。

待つだけではない

電化製品が壊れて修理を依頼すると、私が住んでいる地域では、「修理の者は午後1時から5時の間に伺います」と言われます。そういうわけで、私にできるのは、待つことだけです。

記憶喪失

困難な状況に直面すると、霊性が記憶を失ったかのように、神の恵みが思い出せなくなることがあります。こんなとき、感謝に満ちた心を取り戻す良い方法があります。まず、邪魔の入らない自分だけの時間を作りましょう。そして、神が必要を満たしてくださったときのことを思い出して感謝をささげるのです。

私たちの土台

バイエルン州のネルトリンゲンはちょっと変わった町です。それはリース・クレーターの真ん中にあります。リース・クレーターとは、大昔に巨大隕石が激突してできた大きな丸い窪地です。途方もなく大きな衝撃の影響によって、多くの微小なダイヤモンドと特異に結晶化した岩ができました。13世紀には、このたくさんの斑点のついた石を用いて、聖ゲオルグ教会が建てられました。そこを訪れると、教会の土台や壁に沈殿した美しい水晶を見ることができます。ある意味で、この教会の土台は「天国の土台」だと言えるかもしれません。

主人に従う

近所で開催されたドッグショーで、トレバーという名のコーギーのパフォーマンスを見ました。トレバーは主人の命令に従って、数メートル走るや否やくるっと向きを変えて戻ってきたり、フェンスを飛び越えたり、嗅覚を用いて何かを当てたりしました。トレバーはひとつの競技が終わると主人の足元に戻ってきて、座って次の指示を待ちました。

境界線は引けない

カナダ人宇宙飛行士クリス・ハドフィールドは、国際宇宙ステーションの船長でした。地球から300キロ以上離れたところから地上のスタジオにいる学生たちといっしょに、エド・ロバートソンとの共作のオリジナルソングを歌いました。

歩く広告塔

ピート・ピーターソンが初めてベトナムを訪れたのは、ベトナム戦争のときです。1966年、彼の爆撃機は奇襲攻撃の最中に撃ち落とされ、捕虜となりました。それから30年以上が経ちました。ピーターソンはアメリカ大使として、ベトナムに戻ったのです。ある新聞は彼を「歩く和解の広告塔」と評しました。彼は何年も前に、神によって命を救われたのは、怒りに捕らわれて生きるためではない、と気づいていました。このように考えていたので、残りの人生と自分に与えられた地位を用いてベトナムに貢献しようと、児童安全基準の向上に尽力しました。

トゲの例え話

ジェイ・エリオットの動揺した顔が、今でも目に浮かびます。もう50年ぐらい前のことですが、私は蜂の群れに襲われて、彼の家に飛び込んでいきました。そして、家を突き抜けて裏に出ると、蜂はいなくなっていました。つまり、蜂をジェイの家に残してきました。おやっと思うやいなや、今度はジェイが蜂に追われて出てきました。私は10カ所以上刺されましたが、大事には至りませんでした。とばっちりを受けたジェイは、1~2カ所刺されただけでしたが、アレルギー反応が起こりました。目や喉がひどく腫れ上がり、痛みも伴いました。私の行動によって、友人は多大な痛みを被ったのです。