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きらぼし

まず目についたのは、風俗店やギャンブル場。合法ハーブや危険ドラッグの取扱店、アダルトショップ、人の弱みにつけ込む弁護士の大きな広告。いかがわしい街を見たことは何度もありましたが、この町は桁違いでした。

一つの必要なこと

英国で3月のある週末、修養会の講師をしました。テーマはマリアとマルタ。イエスがラザロと共に愛されたベタニアの姉妹です (ヨハ11:5)。私たちは予期せぬ雪で足止めされました。海沿いの辺ぴな場所です。しかし、参加者の多くは共に過ごした延泊の1日は、キリストの足元にいたマリアのような体験だったと言いました。彼らは「必要な一つのこと」(ルカ10:42)を追い求めたのです。それは主がマルタに優しく諭されたことでした。

羊飼いの声

テネシーの牧場に住んでいた子どもの頃、いつも親友と楽しく過ごしました。森の中やロデオ競技場に行ったり、ポニーに乗ったり、家畜小屋に入って馬の世話をするカウボーイを見たりしました。しかし、父の呼び笛が聞こえるとすぐさま家に向かいました。その音は風も周りの雑音も切り裂くように明瞭でした。父に呼ばれていると分かる間違いようのない合図でした。数十年経った今でも聞き分けられると思います。

イエスに従う価値

ロニットは宗教的な家庭で育ちましたが、イエスを信じる信仰は知りませんでした。どんなに祈っても、神の声は聞こえなかったそうです。聖書を学び始めると「イエスが救い主」とだんだん思い始めました。そして、決定的な瞬間が訪れました。「あなたは十分に聞き、十分に理解した。もう信じる時だ」という声が心に響いたのです。しかし、父親が激怒しました。

引き上げられる

航空母艦の見学で、戦闘機のパイロットの説明を聞きました。短い滑走路で離陸するには時速56キロの風が必要で、それを得るために船長は風に向かって舵を切る、とのことでした。追い風ではないのですかと尋ねると、「いいえ、向かい風です。それはジェット機が飛び立つ条件です」と答えました。

希望を語り告げる

神の子どもになった経緯を高校生のエマが語りましたが、どれが彼女の言葉で、どれが聖書の引用か分からないほど、ふたつが自然に混ざり合っていました。「まるで歩く聖書ね」とほめると、彼女はけげんな顔をしました。自分が聖句を引用していると気付いていなかったのです。聖書を読むことが日課だったので、みことばが日常の語彙になっていたようです。彼女は、神のご臨在を喜んで受け止め、神が機会をくださるときには、真理を人に優しく語ります。このような若者は、エマだけではありません。

アイデンティティー

その人はまず、道具箱を選び、そして釣り道具一式を選んでレジに行きました。店主が釣りの経験を尋ねると、ないと答えたので、救急セットも購入するように勧めました。その客は、支払いを済ませて釣りに行きましたが、まったく釣れず、釣り針で指を切っただけでした。

イエスの本物の弟子

クリスチャン・ムスタッドは、所有していたゴッホの風景画を収集家のオーギュスト・ペルランに贋作だと言われ、50年間、屋根裏に放置していました。彼の死後、何度か再鑑定されましたが、贋作という評価はくつがえりませんでした。しかし、2012年、専門家がコンピューターでカンバスの糸を調べると、ゴッホの他の作品と同じカンバスからそれが切り取られたと分かりました。ムスタッドは、当初から、本物を所有していたのです。

イエスを伝える

フィリピンのバンワオン族は、ミンダナオ島の山奥でひっそり暮らしていました。物資の調達には危険な山道を2日間歩かなければならず、外部との接触は限られていました。しかし、キリスト教団体が、ヘリコプターという交通手段を提供すると、人々は、必需品、医療支援、そして広い世界へのアクセスを手に入れました。また、イエスを知ることもできました。今日、彼らは、部族の伝統的な音楽に歌詞をつけ、土地の霊ではなく、唯一真の神を賛美しています。飛行という交通手段の提供は、福音を伝える重要な橋渡しになりました。