神に戻る道
駐車場の急なスロープを下っていくと不安になりました。ここは迷路のような駐車場で、以前、迷子になったことがあります。しかし、車を降りて、ある方向に歩き始めると、「大丈夫!」と、落ち着くことができました。正しいドアに行きつき、それを開けると目的の場所に行くエレベーターを見つけました。そして無事に到着しました。
善をもって悪に打ち勝つ
主人公が動物と会話するドリトル先生の物語は、小説や映画、演劇を通して多くの人に愛されてきました。しかし、これが書かれた経緯はあまり知られていません。原作者のヒュー・ロフティングは、第一次世界大戦に従軍中、自分の子どもたちに送った手紙に、この物語を記しました。彼は後年、戦場のありさまは手紙に記すにはひどすぎたと語りました。この楽しい物語は、戦争の残忍さに抗うロフティングの創造的なアプローチでした。
神のなされた業
モールスは牧師の息子で旅回りの風景画家でした。植民地時代のアメリカで細々と暮らしていました。しかし、神は彼を異業種に導かれました。モールスは科学にも興味があり、電磁石というものを知りました。彼は1832年、電信というアイデアを思いつきました。そして後年、実用的な電報システムを開発し、世界を変えたのです。
選択と結果
アマチュア鳥類学者ユージン・シーフェリンが、1890年、ニューヨーク市のセントラルパークで放った60羽のヨーロッパムクドリは、この種の試みとしては、記録されている最初の営巣成功例です。現在、約8500万羽がアメリカ大陸を飛び回っています。残念ながら、この鳥は外来種で、在来種を追い出し、牛に疫病を広め、年間の推定被害額は約1250億円です。シーフェリンは自分の行為が引き起こす損害を想像できませんでした。
神の命令を注意して聞く
運転手が突然失神し、60人の生徒を乗せたスクールバスが暴走し始めました。7年生のディロンが、運転席に走って行き、ブレーキを上手に踏んだおかげで大惨事を免れました。他の生徒がスマホに没頭する中、スマホを持たない彼だけが、頭を上げて運転手を見ていました。ブレーキの踏み方を知っていたのは、運転手の動作を何十回も見ていたからです。彼の集中力と迅速な行動が、生徒たちと運転手の命を救いました。
神の目にかなう人
ドラフト会議に向けて、アメリカンフットボールリーグ(NFL)の監督たちは、多大な時間をかけて新人選手の体力や技術を見極めます。その際、最下位で指名された選手には「ミスター・イレレバント」(適性のない人)というニックネームが与えられます。ブロック・パーディは、2022年、262番目に指名された「ミスター・イレレバント」で、そのシーズンでプレーできるとは思われていませんでした。しかし、彼は2年続けてチームをプレーオフに導く勝利に大きく貢献しました。実際、チームの幹部が選手の潜在能力を必ず見分けられるとは限りません。私たちとて同様です。
御心を求める祈り
キリストを信じて間もなかったある日、デボーションのみことばは「求めなさい。そうすれば、与えられる」(マタ7:7)でした。そして、神に求めるべきことは、自分の願いを御心に沿わせようとする意思の力だ、と解説されていました。神の御心が成るように本気で願うことで、それは私の願いとなり、必ずかなえられる。これは私には新しい概念でした。私は御心が自分の人生に成されるように祈りました。
賢い選択
実家の売却は、気の重いことでした。父亡き後、一人暮らしの愛する母が亡くなり、私の気持ちは複雑でした。私たち姉妹は2年間、空き家を売却する準備のため、掃除や修繕をしてきました。2008年、世界は深刻な不況に見舞われ、不動産は売り値を下げても下げても買い手がつきません。そんなある朝、聖書を読んでいて、この一節に釘付けになりました。「牛がいなければ飼葉桶(おけ)はきれいだが、豊かな収穫は牛の力による」(箴言14:4)
いのちを選ぶ
ネイサンはイエスを信じる両親のもとで育ちましたが、大学生の頃に酒や遊びを覚え、信仰から離れました。しかし、彼は言います。「神に見捨てられて当然だった私を、神は引き戻してくださいました」。やがて彼は、夏の間、米国各地の都市で、道行く人にイエスを伝えました。もうすぐユース・パスターの資格を取得します。彼の目標は、イエスから離れて人生の時間を無駄にしないように、若い人たちを助けることです。